妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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2010年08月05日(木) |
『インセプション』(映) |
【監督:クリストファー・ノーラン アメリカ】
観てから大分経つ(現在9月13日)ので、けっこう忘れてるんですが、思ったのは夢を映画にするのって大変、ってことでした。 夢って共有できない最たるものだな、と。 私の夢はそんなんじゃない、と一度思い出すともうあんまり映画に入れない。 夢の中だから撃たれても別に痛くはないだろう、と思ったり。 まあ、でも、監督の見る夢はこんななんだな、と納得するとして、コブは嫁のこと早く吹っ切れよ。 夢の中の嫁が恐すぎて、逆におもしろかったです。コブ、どんだけ恐れてるの。
アリアドネが実際のミッションの時にもう少しがんばって欲しかったなぁ。 アリアドネのトーテムって何の由来があったんだろう。 アーサーが素敵でした。
ラストはきっとこうなるんだろうなぁと思ったとおりで、あそこは倒れても良かったと思うんだけど。
2010年08月03日(火) |
『もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ』(小) |
【高橋由太 宝島社】
オサキ持ちの手代・周吉が、事件を解決、という話し。 オサキ持ちは狐憑きのような、というと、なんか危ない感じですが、オサキギツネという妖怪とコンビ組んでると思えば。
解説で大森望が、いっぱい列挙してるけど、要するに類似するネタは死ぬほどあって、名作もいっぱいある中であえてこれを読む必要を最後まで感じられず。 今なら、しゃばけシリーズ読めばいいし、バディものとして読むなら、百鬼夜行抄とかうしとら読めばいい。 それらに比肩するだけの魅力が見つからなかったんだなぁ。
シリーズになりそうな終わり方ですが、周吉とオサキをもっと上手く活躍させていただかないと、どうにもこうにもです。 結局蜘蛛ノ介が凄い、という話しにしか見えない。 柳生ってすげぇんだなぁ、みたいな。
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