2/27(木) オカマ。
本屋に勤めてる彼女さんから聞いたオモロい話。

その本屋にね、月に一度ほど、
女装したオカマの客が来るらしいのな。
メイクは一応それなりに頑張ってるものの、
やっぱ身長や骨の感じなんかは男性のそれで、周りにはバレバレで。
で、店員同士で「あ、また来た」とかヒソヒソ言い合ってるらしいんだけど、
そのオカマ、毎回妙に落ち着きがないのよな。
たまに目が合うとやたらとあわてて、
額に脂汗をかきながらソワソワと挙動不審な様子。
一瞬万引きか?とも思ったものの、そんな仕草はない。
そんなこんなで、いつも一時間ほど店を徘徊してから帰っていくそうな。

で、先週のこと。
またそのオカマが店に来たんだって、
いつものように挙動不審な怪しい雰囲気で。
彼女と目が合うと、またしてもソワソワと落ち着きがない。
で、彼女が本を整理しようと、そのオカマのいる辺りに行こうとしたところ、
近づく彼女との距離と比例して、そのオカマのソワソワ感も増大。
そうして彼女がオカマの横を通り過ぎようとしたとき、
腰の辺りから何か小さな電気音が聞こえてきたんだとか。

ウィーーーーーーーン

こ、こ、このアダルト玩具的なバイブ音は何だ?!
一人野外アブノーマル・プレイ?!
オレの彼女、そのプレイに利用された?!
あの動揺は本屋というパブリックな場所における羞恥心だったのか・・・。納得。

いやー、人間の業って深いね。
でもこれと同じことを考えたことのあるオレは笑えません・・・。

2/26(水) ものすごい偶然。
そういえば日記に書いてなかったっけ、2002年でもっとも驚いた話。
もう八ヶ月ほど前の話だけど、今さらながら。

いやね、オレがバイトに行ってる郵便局なんだけど、
休憩中、高校時代(14年前!)の同級生に似たヤツが廊下を歩いてんの。
後ろ姿を見かけただけなんだけど、どうも雰囲気が似てる。
そいつ、森って名前でね、
一緒にバンドをやったり予備校に通ったりしてた、
いわゆる友達といってもかなり親友の部類に入ってたヤツで。
だから後ろ姿だけでハッときたってのもあるし、
長髪でサスペンダーという風変わりなルックスも手伝って、
あんな風貌のヤツって森以外にいないだろと。
じゃあすぐに「森か?」って声をかければ済む話なんだけど、
しかしそいつがここにいるわけがないのね、絶対に。

森とは卒業以降も、大学時代前半はそこそこ交流もあったものの、
それ以降はあまり連絡を取らずに数年に一度会う程度で、
最後に会ったのは共通の友達の結婚式(六、七年前)だったっけか。
そこで聞いたのは「今は広島で働いてる」って近況。
しかもこいつ、大学卒業と同時に就職したはずだから、勤続十年。
今さら仕事を辞めてフリーターになったとは考えられなくて。
さらには、森の実家は奈良の吉野の方で、
万が一何らかの事情で実家に戻ってきてたとしても、
そこから二時間以上かかるこの郵便局までバイトに来てるわきゃない。
さらにさらに、そこにオレがいるという偶然。こりゃもうありえないわな。
だから99%他人のそら似だろうし、声をかけて恥をかくのも嫌だし、
その場は声をかけることなく、無視した次第で。

が、後日、それからそいつと数回すれ違ったところ、やっぱり似てる。
しかも、前から見ても似てる。というか一緒(笑)。
外見からはこりゃもう森としか考えられないんだけど、
それにしても、森がここにいるわけがない。うーん。
気になってしょうがないから、とうとう約十年ぶりに、
森の実家に電話をかけてみることにしたわけ。
昔のスケジュール帳を引っぱり出してきて電話をかけたところ、
森のお母さんが出てきて、「はい、息子は郵便局にバイトに行ってます」だって(笑)。
あいにく本人は不在だったため、「僕も郵便局にいると伝えてください」と電話を切る。
その次のバイトで、ようやく森と対面。
話を聞くと、バーを開業する夢が捨てきれず、勤続十年を機に辞表を提出。
今はとりあえずこの郵便局にバイトに来て資金を貯めてるらしくて。
で、この郵便局は森が大学時代にバイトに来てたらしくて、
そのときの経験やコネもあって、ここにバイトに来たんだとか。
それ以降はちょくちょく一緒に呑みに行ったりしてる次第。

しかしもの凄い偶然よなあ、これって。
もちろんオレは森が大学時代にここでバイトしてたなんて知らなかったし、
この郵便局のバイト同士でも、違うフロアで働いてたら、
顔を合わせることさえなかった可能性だって大いにあるわけで。
いやー、世間ってホント狭い。


いただいたメッセージへのレス。

>あくびさん

> こんばんは。
> 初対面です、あくびと言います。
> ずっと更新されてなかったpeepsさんの日記、久しぶりに読
> めて大満足です。
> 勢いにまかせてメッセージなんて送ってしまいます。
> 毎回スゴイ笑顔で読んでる自分がいます。
> 今日なんて携帯で見たから、朝からご機嫌なやつに
> 見えたかも。
> こんなふぁんれたーなるものを書くのも初めてですし。


ふぁ、「ふぁんれたー」・・・?
キタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!(大はしゃぎ)
生を授かって32年、生まれてはじめてファンレターなるものをいただきましたよ!
こんなオレにもファンレター・・・インターネットって最高だよ・・・。

・・・あ、興奮して申し遅れました、はじめまして(笑)。

> どうしたら、そんな理路整然とした文章なのに
> 楽しめる、頭のよさそーな文章をかけるんでしょう??
> コピーライターの友達も、peepsさんのだけを
> 楽しみにしてるんだって。


なんとファンレターらしい文章!
これだよ、オレの求めていたメッセージは!
オレは褒められて伸びるタイプなんだから、
みんなもこんなメッセージをドシドシ送るように!(笑)

・・・なんて強がってはみたものの、
実際はお恥ずかしいかぎりですよ、ホント(赤面)。
こんな頭の悪い文章でそんなこと言っていただいても実感ゼロでして。
こっちとしては、レストランでコンビニ弁当を出してるようなもんなんで、
それを「美味しい!」って言われてもなあ、って感じで(笑)。
ま、楽しんでいただけてるようなんで何よりですが、
あまり期待はしないでください(笑)。

> 彼女さんの話はあんまし出てきませんね?
> 男女差を感じますねー。
> エンピツの恋愛日記なんて読んだりしはります?


恋愛日記はあんまり読まないスかねぇ。
というのも、自分大好きなんで、他人の幸せにあまり興味がないもんで(笑)。
彼女さんの話ねぇ。うーん。
たまには書くんですけど、そんなにオモロい事件もないし、
「彼女とどこそこに行った、楽しかった」とか書いてもつまらんでしょ?
だったらケンカしたときの方がまだ話のネタになるかなと。

> 更新楽しみにしてます。
> すっきりする毒舌は、こちらと言いたい事が合致してる場
> 合?本当に癒されます。笑


ありがたきお言葉。
書いてるこっちとしては、、ただ、自分が書きたいことを書いてるだけで、
みなさんの怒ってる顔しか想像してませんからね(笑)。
今後も合致しないときが多々あるかもしれませんが、
そのときはどうぞ笑って見過ごしてやってください。
どうせ適当にその場その場の思いついたことを書いてるだけですから。
ポリシーなんてこれっぽっちも持ち合わせてません(笑)。

こんな日記ですが、今後ともご贔屓によろしくお願いします。

2/24(月) ゲームボーイアドバンスSP。
少し前の話ですが、話題のゲームボーイアドバンスSPを2/14の発売日に購入。
あれってさ、出荷台数が極端に少なくて、全然手に入らないんだってねぇ。
オレはかなり早くにネットで予約してたんでどうにか入手することが出来たけど、
さてそのブツが宅急便で到着するって日の朝。
何気なくヤフオクでゲームボーイアドバンスSPを検索してみると、
定価12500円なのに、なんと20000〜25000円の高値が付いてるじゃんよ!
どうせオレなんて今すぐ必要としてるわけじゃないし(見た目だけで買ってしまいました・・・)、
だったら即転売して一万円ほど儲けさせてもらって、
で、普及してから定価で買い直そうと考えたわけ。
んなわけで、まだ手元に商品がないにもかかわらず、即出品。
その一時間後、ようやく商品が到着。
が、ここにきて問題発生。
このゲームボーイアドバンスSPの箱・・・めちゃくちゃ小さいじゃんよ!
まるで昔のゲームボーイソフトの箱程度の小ささ。
いまだかつて、こんなに小さいゲームハードがあったか?
そこで、新しいもの好きとしての葛藤が始まる。
ここにどんな最新ゲーム機が入ってんのか・・・。
そして、そのハードの使い心地とやらはどういうものか・・・。
さわりたい! さわってみたいぞ!
でも未開封の新品だから価値があるんであって、
開封したら中古扱いになってしまい、一気に価値が下がる。
さわりたい、さわれない、でもさわりたい、でもさわれない・・・。
葛藤すること数十分。
結局欲望に負け(ま、オレの性格上、こうなることはわかってたけど)、
出品を撤回して、開封しちゃった始末。
一万円、損した。

しかしこれ、やっぱいいわ。
ボタンの押し心地は少しクセがあるものの、
フロントライトや軽さ、コンパクト感は感動もの。
ただ、まだ普及してないってことは、
電車の中でやってたら好奇の目で見られるだろうんで、
それが恥ずかしくて、まだ持ち歩きは出来ないかなと。
オレって照れ屋さん。


いただいたメッセージへのレス。

>ヒデさん

> でもそういうイタ目の客も含めてライブは面白いという考
> え方もありますよ。
>
> 東京在住の友人が新宿ロフトにジョーストラマーの追悼ラ
> イブを見に行ったそうなんですが、出演が当然のストラマ
> ーズ(笑)とスタークラブ他数バンド。あとドールの人が
> DJやったそう。
>
> 客も当然ながらパンクファッションが中心だったそうで、
> 明らかに30代半ばと思われるディスチャージみたいなモヒ
> カンにした男がいたり、スタークラブがアナーキーインザ
> UKとかSHAM69とかやったりするような非常にイタいライブ
> だったそうですが、トータルではかなり面白かったそうで
> す。
>
> 先のダニエルジョンストンとは比較できないかもしれませ
> んが、ライブ中に不思議ちゃんによる凍り付くような体験
> もなかなかできるもんじゃないですからそれはそれで貴重
> ですよ。それにしても大阪ならではだなぁ(笑)。


それはライブというよりイベントとしてかなりオモロそうですな(笑)。
そういうのならアリかもしれませんが、
やっぱダニジョンの場合(というか、ほとんどのライブの場合)、ステージ上を見に行くわけでね。
それをなんで協調性の持てないバカどもに邪魔されなきゃいかんのかと。
確かになかなか出来ない体験をしたのかもしれませんが、
やっぱりそれは「その場では欲してなかった、うれしくない体験」であるわけでね。
それで一気にライブへの集中力が下がったとあっては本末転倒でしょ。

ライブってハプニングも楽しみのひとつなんでしょうが(他のバンドが飛び入りするとか)、
やっぱ現実はマイナスのハプニングがほとんどなわけですよ。
前の客がめちゃくちゃデカくてステージが見えないとか、隣りの客がニンニク臭いとか。
それも込みで楽しめるほどの度量はありませんわ、僕には。
そんなマイナスをも消し去れるめちゃくちゃプラスなライブなんて絶対にありえないとも思うし。

ライブ嫌いの話はまだまだ書ききれてないんで、近いうちにまた書きます。

> ところでダニエルジョンストンのアルバム。僕もまだ数度
> しか聴いていないですが・・、あまり良くないよう
> な・・。


でも今回はかなり普通のバンドサウンドだから聴きやすくないです?
つーか、もはやダニジョンはいい悪いを超越した存在なんで、内容はどうでもいいです(笑)。

2/23(日) やっぱりライブ嫌い。
金曜、ダニエル・ジョンストンのライブに行ってきた。
ライブ嫌いのオレにとって、ライブ(しかも外タレ)に行くのってホントひさしぶり。
こりゃもう一大イベントだってことで、昼間から一人で数件呑み歩き(笑)、
酒の力でテンションを上げてからライブに挑んだわけ。バカですな。

それだけ盛り上がってたにもかかわらず(いや、期待しすぎてたからか?)、
結論から言わせてもらうと、いやー、オレはやっぱりライブって大嫌いだわ、ホント。
といってもダニエルだけに責任があるわけじゃないんだけども、
そもそもライブってのは不確定要素の連続にあるわけでしょ。
その場その場で何が起こるかまったくわからんわな。
それこそ、こっちでコントロール出来ることなんてのは限られてるわけで、
その場で起こる不確定要素に身を委ねるしかないわけだ。
例えば、どんな曲を演奏するのか、どういう曲順でするのか、
どんなアレンジをしてくれるのか、どんなミスをおかすのか、などなど。
もちろんその即興性や不確定要素こそがライブの魅力なわけで。
でも、ライブっていうのはさ、やっぱ「その場の空気すべて」なわけでしょ。
てことは、別にステージの上だけがライブじゃないっしょ。
いや、ステージ上以外もライブなんていうと語弊があるかもしれないけど、
ステージ上はもちろん、その他すべての要素も含めて「その空間」が成り立ってるわけでね。
例えば、鬱陶しい客や、やたらと座り心地の悪いイス、
常に誰かが入ってるトイレや、むやみに高いドリンク代、
妙に高飛車なスタッフ、タバコOKなのに空気清浄機がない、などなど、
それらもすべてひっくるめて「その空間」が出来上がってるわけじゃん。
(あ、別にダニエルのライブがそうだったってんじゃないんだけどね。)
で、それらを損得勘定で計算すると、
明らかにマイナス要素が多すぎやしないか?ってことなのよ、オレが言いたいのは。
その中でも「鬱陶しい客」! どんなライブに行っても必ずいるよね。
今回で言うと、前座のバンドの演奏中、みんなおとなしく聴いてんのに、
一人変なタイミングで「ヒューッ!」って何度も絶叫するバカがいるわけよ。
もう興ざめですよ、こちとら。
この時点でチケット代3300円のうち、そいつに1000円ぐらいの賠償を負わせたい気分だわな。
おまえのせいでシラけちまったじゃねぇかってな。
で、その後メインのダニエルが登場するんだけども、
初来日の緊張からか、何も喋らずにずっとうつむき加減で演奏してんのな。
そして何曲かを終えたとき、いきなりオレの後ろのバカ女が絶叫。
「ダニエルー、悲しいのー?」
・・・そりゃもう会場は水を打ったようにシーンですよ。
が、このバカ女はバカ女であるがゆえにその空気もわからない。
「どうしたのー! かっこいいよ、ダニエル! 素敵だよ、ダニエル!」
・・・再び長い静寂。今本当にライブ中なの?ってほどのシーン。
凍り付くとはまさにこのことかってなもんで、新人漫才師の気分をバーチャル体験よ。
「黙れ、不思議ちゃん!」って言葉をグッと飲み込んだ次第。
そもそもこのバカ女、日本語で叫んだって相手にわかるはずないだろっての。
こいつのせいでさ、オレのテンションは地底深くまで急降下よ。
もうその時点で完全に3300円以上のマイナス要因をくらってるわけでね。
要は「純粋にダニエルを見に来た」にもかかわらず、
他の要因によって「ダニエルを純粋に見れなくさせられてる」わけなのよな、これって。
これを飛行機にでも例えれば、チケトを買ったにもかかわらず、乗りたい飛行機に乗れない、
いわばテロみたいなもんですよ、まったく。
オレ、こいつを訴えたら勝てるかな?って本気で考えたもの、ライブ中に。

やっぱさ、ライブって計算したら、確実にマイナスになるのよ、オレ的には。
もちろんお金のことじゃなくて、メンタル面でのマイナスね。
どんなライブでも、いろいろプラスはあっても、最終的には必ずマイナスが勝ってる。
だからライブ(のステージ上)が持つ魅力ってのはわかるんだけど、
トータルで考えたら、オレはもう二度とライブには行きません。断言。
ていうか、ライブが好きな人ってのは、
こういうことも経験上計算した上でライブに行ってるわけよなあ、当たり前ながら。
それって心が広いっていうか、・・・バカじゃん?

2/22(土) アンチ「千と千尋」。
前回からの続き。
「松本人志の放送室」の中で、松ちゃんが言ってて「おっ」と思ったこと。

『「千と千尋の神隠し」って全然オモロないやん』

そう! それを誰かに言ってほしかった!
いや、オレは全然オモロくないとまでは思わないけど、
あれをみんながみんな手放しで絶賛するのはどうかと思ってたのよ。
だってさ、話に整合性がなさすぎるでしょ。むちゃくちゃじゃん、と。

オレね、以前にバンドをやってたころ、
曲を作って、さて歌詞を考えなきゃならないってとき、
もともとそんな才能なんてあるはずもないから全然書けなくてさ、
完全に無意味な「それっぽい言葉」の羅列を試みたことがあんのね。
よく「意味はあるけど押しつけない。捉え方は聴く側の自由」ってミュージシャンはいるけど、
もうはじめっから意味を放棄しちゃうの。「意味はない。でもこじつけるのは聴く側の勝手」って。
例えばこんな感じ。

 そう、僕はここにいるんだ / モザイク色の壁に向かって / ただ祈るだけ
 鐘が鳴ったら帰らなきゃならない / かけがえのない「さよなら」を紡ぐために
 いつだってそうだろ? / 君は微笑を携えてケチな野郎の相手ばかり
 四季折々の寂しさがあって / 泣いてばかりの歓びもまたあって
 忘れよう、すべてを / 消し去ろう、明日を / ほら、僕はここにいる

これ、今適当に思いついた言葉群をただ「それっぽく」並べただけなんだけど、
もちろん意味なんてなーんにもない。モザイク色の壁って何? ケチな野郎って誰?(笑)

で、「千と千尋」を見た感想は「これと一緒じゃん」と。
そこには人に昨夜見た夢を語られたときのような(あれって困るよね・・・)空虚で曖昧な世界があるだけで、
一本筋の通ったストーリーテリングやメタファーがない。
途中少し「これはこういう意味か?」ってところはあったけど、あの程度のメタファーじゃねぇ。
結局カオナシって何だったのよ? あいつの一挙手一投足を説明出来るヤツっているのか?
どうして引っ越し中にあんな洞窟に入る必要があったのよ?
湯屋へ続く橋で息を止めなければならなかったわけは?
カオナシに最初に喰われたのがカエルだったのはなんで?
湯婆婆の部屋にいた三つの顔入道って何?
ついでに湯婆婆の赤ちゃん、どうしてあんなに大きいの?
決定的なのは、どうして千尋はあの竜をハクだとわかったのよ?
それってオレらが空に竜を見つけて「あの竜は・・・部長!?」ってぐらいの飛躍でしょ(笑)。
他にも挙げればきりがないから止めるけど、
オレはそういう疑問の残らない「きっちりした話」が好きな人だから、
「千と千尋」は「絵をきれいにした『エヴァの最終回』」でしかないのよ。
正直言って、オレには内容がまったく理解出来ない。
あれが「宮崎駿が見た夢」って作品だったらわかるけど、
ひとつの物語として提示するには無理があるっしょ。
みんな「面白かったような気」になって「わかったフリ」してるだけなんじゃないのかなあと。

ひさびさに毒づかせてもらいました。
今年のオレ日記はどんどん毒を吐いていく方向で。

2/21(金) 続・Winny。
で、匿名性もバッチリなWinnyの話だけど、
結局落としたものを全部消費するってのはどだい無理な話でさ。
買い物と一緒で、とりあえず持っとくか、ってやつで。
だって30GB強のアプリなんてどうやってインストールするよ?
しかも使い道のわからないものも多々あるし(笑)。
お笑いの動画にしてもそう。さすがのオレでも全部見てる暇はない。
そこで何をメインに消費していくかは人によると思うんだけど、
オレが最近ずっとハマってるのがラジオのMP3。
2時間でも20MBくらいだし、DL効率が非常によろしい。
動画と違って、何かしながら聞けるから便利だし。
今どきラジオってなかなか聞こうとしないけどさ、
聞いてみるとなかなか面白いもんなのよ、これが。
しかもMP3だからいつ聞いてもいいし、いつでも中断出来るしねぇ。
これにハマりだしてから全然音楽を聴かなくなって、
一ヶ月以上前に買ったCDすらほとんど聴けてない始末。

そのラジオの中でもオススメなのは「松本人志の放送室」。
松本が放送作家の旧友・高須と1時間フリートークをするだけの番組だけど、
フリートークと松ちゃん好きのオレにとってはたまらん内容。
天才・松本の吐く松本節も冴え渡る(「それは違うんじゃ?」ってことも多々あるけど)。
これを聴き出してからますます松本が好きになり、DVDも購入検討中。
このDVDもWinnyで出回ってんだけど、松本・倉本の解説入りでじゃまなのよな。

そんな「松本人志の放送室」、ようやくコンプリートしたので、
欲しい方は言ってきてちょうだい。

その「松本人志の放送室」の中からひとつしたい話があるんだけど、それはまた次回に。

2/20(木) Winny。
オレが長年使い親しんだMacからWindowsに乗り換えて一年半ほど。
やっぱMacはパソコン(Personal Computer)、Winはオフコン(Office Computer)と言われるだけあって、
今でもMacの使い勝手やOSデザイン、インターフェイスはWinを凌いでると思う。
なんつーか、「ついイジりたくなるパソコン」っつーか。
が、しょせんハードはソフトがあってなんぼ。
結論としてはWinに軍配が上がるかなと。
でもさ、使うソフトの種類なんてある程度決まってるっしょ。
実際、Winはソフトが多いといっても、確かにユーティリティーの多さは認めざるをえないけど、
アプリケーションに関していえば、同じ種類のソフトがむやみやたらにあるだけで。
例えばMacでエディタを探そうと思うと、候補は二つか三つ(Jeditとか懐かしいっス)。
それがWinだと20とか30に増えるだけであって、
結局どっちにもエディタはあるわけだから、別にMacでもなんら問題ないわな。
もちろんエディタだけじゃなく、他のアプリも同様。
じゃ、オレはどうしてWinに軍配を上げるのかというと、
そりゃずばり、ファイル共有ソフトしかないっしょ。
Winny(ウィニー)。
「オレはこのソフトのためにWinを使ってる」といっても過言じゃない。

ファイル共有ソフトは他にもある。
有名なのはWinのWinMX、MacだとHotline(ハマったニャー)。
が、これらの共有ソフトはチャットによる交渉が非常にダルい。
しかも子鯖の場合、サーバによってルールが異なるため、七面倒くさいことこの上ない。
さらに、いつ交渉されるかわからないから、ずっとPCに貼り付いていなければならない苦痛。
オレはそんなに暇じゃないんだっつーの。
で、Winnyの凄いところは、「交換」じゃなく、完全に「共有」にしてしまったところ。
チャットなんてする必要がないし、そもそもチャット機能すらない。
適当に検索して欲しいものを登録しまくって、後はただひたすら放っておくだけ。
寝て起きたらファイルが落ちてきてるって寸法。
そうしてこの半年でたまったソフトや動画、MP3はすでに150GB強(笑)。
もちろんHDの中はすぐに容量オーバーになり、
DVD-Rを買ったり内蔵HDを増設したりと出費はかさむ一方で。
が、これらのお宝ファイルのためなら数万円ぐらいいくらでも払うって話よ。
収集癖のあるオレみたいな人間にはたまらんスよ、ホント。

そんなオレの最近の検索ワードはこんな感じ。

アプリ・フォント・エミュ・お笑い・ダウンタウン・電気グルーヴ(のオールナイトニッポン)・
ナイナイ(のオールナイトニッポン)・松本人志・ロリータ・野外露出・スカトロ

最後の三つはさておき(笑)、とにかくお笑い関係のファイルの多さには驚き。
昔やってた「ダウンタウン汁」なんて誰がエンコードしたんだろ。
ナイナイのオールナイトニッポンなんて、放送された数時間後にはエンコードされてるしねぇ。
「お笑いウルトラクイズ」も結構多く、三流芸人好きにはたまらない。

で、そんなWinny生活の話は次回へ続く。


いただいたメッセージへのレス。

>ヒデさん

ども、ご無沙汰してます。
さっそくのメッセージ、ありがとうございます。

> さて、12月12日の日記へのレスですが(笑)、僕の今もっ
> とも嫌いなCMは再春館製薬のCMです。ドモホルンリンクル
> ですか。あれ見てると「ウチの会社って素敵でしょ、スス
> んでるでしょ」と自慢されているようで非常に不愉快極ま
> りない。コマーシャル知らなかったらなんのことだかさっ
> ぱりでしょうが、この苛立ちを上手く表現できる言葉が見
> つからず自分の日記にも書くことすらできません。


あー、言われてみれば確かに。
きれいにコーティングされてたんで気が付きませんでしたわ。
やっぱ目に付くのはゲスいCMなもんで(笑)。
うん、上品さを過剰に気取りすぎてるきらいはありますわな。
しかも、見た後に企業イメージだけ植え付けられちゃって、
結局ドモホルンリンクルって何なのよ、と。

最近のJ-PHONEの一連のシリーズはまだいいとして、
今不愉快なのは任天堂の「パズルコレクション」のCMですかね。
なっちの妹、ブサイクすぎ。
それなのに前面に押し出しすぎ。
CM自体より、その起用センスが非常に不愉快。
それで先物買いしたつもりかって。

> DJイベント

いいですね、しかもiPod二台ってのが。
計画だけで終わらないよう、頑張ってください(笑)。

2/14(金) 凄い病院。
気付けば二ヶ月休んでました。
遅れましたが、あけおめ、ハピニュー(遅れすぎ)。
ここんとこ、この日記を書くのが異常なまでに面倒に感じ、
逆に「なんでオレはこんな面倒なものを今まで続けて来れたんだ?」とまで思う始末。
んなわけで、この日記は閉鎖します。さようなら。また会う日まで。

・・・って文章を十日ほど前に用意してたんだけど、
女々しい性格なもんで「やっぱり続けよっかな」とか思い直したりして(笑)。
ちっぽけでも自分の言葉を発信出来る唯一の場だし、
人の日記を見た後とか、たまに文章が無性に書きたくなるときがあるしね。
んなわけで、また不定期で続けていきます。今後ともよろしく。
・・・オレ、いつもサボった後にこんなセリフ言ってね?

で、ひさびさに何を書こうかと思ったけど、父ちゃんが入院してる病院のことでも。
この病院、「天理よろづ相談所病院」といって(凄い名前)、
あの天理教が経営してる病院なのね。
といっても別にうちの家族が天理教に入信してるわけじゃなくて、
やっぱ天理教は金持ってるみたいでさ、
奈良県下ではこの病院が一番医療施設が整ってるらしいのよ。
で、以前に診てもらった大学病院から紹介されて入院することになったわけ。
実際、別に入信を勧められるわけでもないし、普通の病院となんら変わらない。
が、ここの建物が凄い。とにかく凄い。
病院の既存イメージからかけ離れすぎてて、凡人には理解不能。
まずはこの写真を見ていただきたい。衝撃必至。

病院の写真 1
病院の写真 2

な、なんだ、この千と千尋の湯屋みたいな建造物は!?
しかもこの写真は施設のごく一部でしかなく、
実際は東京ドームほどの面積にこんな建物が延々と連なってて、まさに圧巻の一言。
天理教、恐るべし。


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written by オレ 

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