5/31(金) サポーターと書いてバカと読む。
いよいよ世間ではW杯スタートということで、
この日記は勝手ながら、サポーター批判強化月間に突入いたします。

以前から言ってるように、別にオレはサッカー自体を憎んでるわけじゃない。
さらに、普通のサッカーファンも、まだ理解出来る。
が、あの気持ち悪いことこの上ない熱狂的サポーターときたらどうだ?
あれって何? 選手がサッカーで他国のチームと競っている間、
自分たちも他国のサポーターと、どっちの方がバカかを競ってでもいるのか?
どうもああいう輩は暴走族と一緒で群れたがる習性があるようで、
一人で観戦するよりみんなで応援した方が盛り上がれるらしくて。
だからサッカーを生で見るためってより、みんなで応援するために競技場に向かう。
一人でくつろいで存分にテレビ観戦すりゃ一番快適だろうに、
あえてスポーツカフェや各地で行われるスクリーン観戦会に足を運ぶ。
この辺がまったく解せないところなのよなあ。
スクリーン観戦会って、Xのフィルムコンサートと同じでなんだか悲しい・・・。
みんな、そんなに寂しいの? みんなと一緒にいたい?
自分の興味あるものが周囲に認められないと不安ってか?
日本代表を応援しないと非国民とでも言わんばかりのこのW杯フィーバー、
オレは孤軍奮闘であろうとも断固戦い続けますとも。
とりあえずは、フーリガンが試合をはちゃめちゃにして、
一気に世間のW杯フィーバーを萎えさせてくれることを熱望。

禁煙ブームはとうとう郵便局にまでやってきて、
今まではどこでも吸えたタバコが、今じゃ限られた数カ所だけに。
しかも、肝心の休憩室には喫煙所がなくて、
そこから数十メートル離れた薄暗い自販機コーナー周辺にしか灰皿がない。
さらに、灰皿は高いテーブルの上に置かれてて、
タバコを吸うときは立って吸うことを義務付けられてる始末。
そのころ、非喫煙者のみんなは、明るい休憩室のソファーでのんびり過ごしてるってのにねぇ。
これを喫煙者差別といわずして何という?
ま、しょうがないんで休憩室のソファーで堂々と吸わせてもらってますが。

ガチンコファイトクラブには完全に食傷気味。
でもラーメン道は相変わらずオモロい。
日本一モテない男企画はもっとオモロい。

5/28(火) 赤塚購入決定。
マンガの置き場所がもう本当に限界。
最近買っただけでもバガボンド(12冊)、ジョジョ(63冊)、ガラスの仮面(23冊)、
20世紀少年(8冊)、ベルセルク(22冊)、銀河鉄道999(10冊)、などなど・・・。
金にちょっと余裕が出来るとすぐこれだもんなあ。
お年玉もらった子供と変わんないよ、これじゃ(笑)。
ちなみに、オレが現在所持してるマンガの全リストはこちら
すでに何を持っているのか把握しきれない量だけに、こうしてリストを作っている次第。
把握出来なくなるほど買うなよって? いや、ごもっとも。

そうそう、先日書いた「赤塚不二夫 漫画大全集」も購入を決意。すでに予約済み。
さすがに七万円はかなりビビってしまう金額だけど(ほとんど全財産)、
これを買い逃すとずっと後悔しそうなので思い切ることに。

そういえば、そろそろ実家に送ろうかとマンガを整理してたら、
梅図かずおのレア本「イアラ」(文庫版)の二巻だけ見当たらないのよ。
よくよく考えてみると、遠〜い昔に誰かに貸したような記憶が・・・。
誰に貸したんだっけ? ・・・ダメだ、全然思い出せない。
こういうとき、記憶力がないってのは困りもの。
そういうわけで、もしこの日記を見てる人で心当たりがあればご一報あれ。

エリクシールのCMに出てるキョンキョン、かわいすぎ。
こんな36才って・・・凄いよなあ。
あと、上でリンク貼ってるキョンキョンの公式サイトトップも凄いことに。

5/27(月) 歯医者と偶然。
オレの歯は悪い。とにかく悪い。
おそらく大阪で、いや、関西で一、二を競う悪さじゃなかろうか。
どことどこが虫歯、なんてレベルじゃなくて、たぶん全部虫歯。
しかも、前歯は四本ほど数年前に抜けちゃったままだし(かなりのバカっつら:泣)、
すでに神経の死んでる歯も多数あって、ホントどうしようもない。
だったら四の五の言ってないで早く歯医者に行けよって話だけど、
そんな簡単に行けるんならとっくに行ってるっつーの。
だって歯医者よ? 恐すぎるっしょ?
なんで金払って、拷問まがいのことをされなけりゃならんのかと。
歯茎という、女性器とほぼ変わらないほどデリケートな部分に、
あの針状の器具が突き付けられると考えるだけで、思わず卒倒寸前。
あんな恐いところに行くぐらいなら、総入れ歯になった方がマシとすら思うほど。

しかし! そんなオレが、とうとう歯医者に行ってきた。
もちろん以前からいつかは行こうと思ってたものの、
なかなか「よし、行こう」ってきっかけがなくてさ。
が、ここにきてタイミング良く二つのきっかけが出来たんで、
これを機に、本格的に歯を治そうと思い立った次第。

まず一つめのきっかけは、バンドのメンバー募集でやってきた新メンバー。
松田くんっていうベーシストでね、彼は歯科大に通う学生で。
で、練習後の居酒屋でオレの歯医者嫌いを話したところ、
「そんなに歯医者が恐いんだったら歯科大付属の大学病院に行けばどうですか」とのこと。
聞けば、大学病院だと最新鋭の設備が揃ってるから痛みもあまりないだろうし、
町医者と違って医者にヤブもいない。当たりはずれがないですよと。
さらに、治療前にちゃんとコンサルティングしてくれるから、
不安もなく、信頼関係を築いた上で治療が始められると。

もうひとつのきっかけは彼女から聞いた話。
「彼氏が出来たって話したら、あんたに会いたいって言ってる友達が何人かいるんだけどさ、
歯が抜けてることを話したら、みんな『じゃあ、歯を治してから会うわ』だってさ(笑)」
・・・オレの歯って化け物?

そんなこんなで、ようやく大学病院に行ってきたわけ。
オレ、大学病院ってまったく知らなかったんだけど、
要は治療の場であると同時に、医学生の研修の場でもあるわけね。
先生と生徒数人がチームを組んで、患者の治療に当たると。
オレの場合も先生と学生二人の三人によるチームが担当してくれて、
まずは先生が軽く歯を診て、生徒に指示を与える。
ある程度指示を出したところで先生は立ち去り、あとは学生二人が治療を行うって仕組みで。
今日やったのは歯と歯周のチェックだけだったんだけど、
オレの歯は汚れすぎているようで、まずは歯ミガキでブラッシングから(笑)。
でもさ、もうこの時点で自分の歯を他人に預けてるわけじゃん。
すでに恐いんだ、マジで。背中に力入りすぎて汗だく。
次に学生の一人が歯のチェックをして、もう一人がそれをカルテに書き込むんだけど、
「えーと、C4、C4、C4、C4、C4、C4・・・」って、やっぱりC4(最悪な状態)のオンパレード(笑)。
その次の歯周のチェックがとにかく痛い。歯、血だらけ。
松田くん、全然痛くなくないじゃんよ!
やっぱまったく痛くない歯医者なんてのはありえないか・・・。

その後、最後にレントゲンを撮るってんで、
さっきの学生二人がレントゲン室を案内してくれたんだけど、
さすがは大学病院、めちゃくちゃ広くてさ、
案内してくれて一緒に歩いてる時間も長くて、
向こうも気を使って、世間話をしてくれたのな。
「お住まいはこの辺じゃないですよね? どうして大学病院に?」
「あ、歯科大に行ってる友達が、大学病院がいいって勧めてくれたもんで」
「へぇー。そのお友達の名前は?」
「松田くんっていうんですけど」
「松田・・・うーん、歯科大っていっても千人近くいますからねぇ」
「あはは、そりゃわかんないですよね」
「その松田って人、クラブなんて何かやってたりします?」
「確か軽音楽部じゃなかったかと・・・」
「軽音楽部 !? もしかして五年生ですか?」
「あ、そういえばそう言ってました」
「あー、松田! 僕も軽音楽部で、松田と一緒にバンドやってるんですよ!」
! なんだか凄ぇ偶然!
その後は音楽の話に花が咲き、
向こうもあまりの偶然にちょっと興奮したのか、
話をしながら階段を下りて「あれ? あ、階を間違えました」とまた上らせられたりして(笑)。

しかし、医者の話によると、やっぱり全部治療が終わるまでは一年以上かかるとか。
先は長いやねぇ。


いただいたメッセージへのレス。

>フジオカさん

ども、ご無沙汰しております。
大阪へお越しの際はぜひご一報あれ。

> まぁ自分が凡人であることを認めたところでの、1つの偶像崇拝ですかね。

いや、その部分はわからないでもないんですがね、
どうもインタラクティブな要素がなさすぎる気がするんですよねぇ。

うーん、もしかするとスポーツ観戦ってのは、
僕が考えてるよりもっとプリミティブなもんなんスかね。
興奮出来る人は、生まれてから今までに得た知識・経験なんて関係なく、
まったくの理屈抜きで本能的に興奮しちゃうって感じで。
で、僕がそういう本能を持ち合わせてないってだけの話で。
言ってみりゃ、スポーツが異性なら、僕は先天性のホモみたいなもんかと(笑)。
そう考えると、少し合点がいくような気がしますな。

> にしてもニュースステーション時のカビラジエイ(ですか?)の興奮度合いには
> かなりひきますよねぇ(笑)

そこまで彼を興奮させるものは何なんでしょうかねぇ。ギャラ?(笑)
サッカー関連だと、僕は日テレアナの鈴木崇司(ラルフ)が一番嫌い。
こいつのパシリヅラはどうにも不快。
情けなそうに「センパ〜イ」なんてセリフを言わせると似合いそうなところがまた不快(笑)。

> ボノボのお礼、少し待ってください

いえいえ、お礼なんてとんでもないですよ。
もともと貰い物で、僕が録音したわけではありませんし。

> ブリーダーズって買いました?

いや、出てるのは知ってましたがノーチェックでした。
よければ回してください。

そういえば全C連が名称を変えて復活するかも、とのメールをいただいたのが一月。
あれから四ヶ月・・・・・新会長ヒデさんは今どこに !?(笑)

5/21(火) 嫌な世界。
例えば、の話。

とある電気店の店頭、「ご自由にプレイしてください」とゲーム機が置いてある。
そこにやってきたAくんとBくんが対戦プレイを始める。
二人のゲームの腕前はずば抜けていて、難しいテクニックも難なくこなす。
気付けば彼らの後ろには人垣が出来ており、
みんなが彼らのプレイに唸っている。
「あそこで凄い対戦が行われてるぞ」
「なんでも攻略本にも載っていないスーパープレイの連続らしい」
噂が噂を呼び、ますます人垣は膨れあがる。
その噂を聞いたテレビ局が駆け付け、彼らをニュースに取り上げる。
放送直後、ニュースを見た視聴者から電話が殺到。
「彼らは誰なんだ?」
「もっと彼らのことを知りたい」
「彼らの試合を放送しろ」
反響に驚いたテレビ局は、彼らの全試合をテレビ放映することを決定。
視聴率は驚異的な数字を叩き出し、世間は彼らの話題で持ちきりになる。
「昨日のAのプレイ、凄かったよなあ。あの神がかり的な連打の速さったら・・・」
「いやいや、Bも負けちゃいないぜ。なんでも、見つけた裏技の数は優に百を越すとか・・・」
学校でも職場でも、二人が話題に上らない日はなく、
みな一様に生き生きと、彼らについて侃々諤々と意見を交わす。
そうなると、他のメディアも放っておかない。
新聞、雑誌、ラジオも彼らのことを取り上げ、
さらには彼らについての専門誌までが発売される。
そのうち、熱狂的なファンは彼らがゲームを行っている場所まで出向き、
二人の後ろで力いっぱいの声援を送るようになる。
「A! そこだ、キックだ! そこで右! よし、決まった!」
「頑張れB! 危ない! そのパンチをよけてから必殺技だ!」
いつしか二人の後ろには数千人、数万人のファンが集まり、
それぞれの応援コールを我を忘れて叫んでいる。
試合に勝った側のファンは、自分のことであるかのように狂喜し、
負けた側のファンは、こちらもまた自分のことであるかのように意気消沈する。
がっくりと肩を落としている者もいれば、悔しくて涙する者までいる。
これほどにまで国民的エンターテイメントと化した彼らの対戦だが、
不思議なことに、彼らを見て自分もゲームを始めようとする者はあまりいない。
あるニュース番組で、街頭インタビューが行われている。
「どうしてあなたはゲームをしないんですか?」
「面倒だし、するより見ている方が楽でいいんだよ」
「彼らのゲームはあなたにどう影響していますか?」
「応援してる側が勝つと、自分も勝った気になれるんだ」
「では、彼らのゲームを見て、何になるんですか?」
「何になるって・・・変なことを聞く人だなあ」
・・・変なのはどっちだ?

・・・さて、例えが長くなったけど、これ読んでどう思った?
ま、一言でいうとオタク的で気持ち悪いわな、こんな世界。
みんなゲームの行方ばっか気にしちゃってさ、でも自分はやらないの。
ゲームなんて自分でやってなんぼなのにねぇ。受動的すぎ。
しかも「応援してる側が勝つと、自分も勝った気になれる」って、
おいおい、あんたは何もしてないし偉くもないっつーの。
人のことで騒いでる暇がありゃ、もっと自分で何かしろってのな。
あー、嫌だ嫌だ、こんな世界。

で、何の例えかというと、サッカーの話。
いや、別に野球でもゴルフでもフットボールでもいいんだけどね。
以前から何度もしつこく書いてるように、オレは大のスポーツ嫌い。
自分がプレイするっていうんならまだ話はわかる。
オレは面倒だしやらないけど、ああ、楽しいんだろうなと。
でもスポーツ観戦が趣味なんてヤツの気持ちはこれっぽっちもわからない。
あんたとまったく関係ない赤の他人のプレイを見て何が楽しい?
しかも、どっちが勝ったとか負けたとか、それがあんたにとって何になる?
でも世間のメインストリームはやはりスポーツを見る側であって、
オレのスポーツ嫌いなんて誰にもわかってもらえない。
言ったところで、へぇ、変わってるね、程度のもんで。
で、こんな例え話にしてみたわけ。

でも実際、これと何ら変わらないと思うんだけどなあ。
ゲームカフェなんてのが出来て、大画面で人のプレイしてるゲーム画面が流れてて、
そこに集まってる客がそれを見て大歓声を上げてる映像がニュースで流れたら、
「何これ? 気持ち悪い集団だなあ」なんて笑っちゃうでしょ。
でもそれがスポーツカフェだとみんな普通に捉えてるのが不思議でならない。
それどころか、ちょっとかっこいいスポットみたいに扱われたりして。
あと、ゲームをやってるヤツの後ろで数人が円陣組んで
「♪オ〜レ〜オレオレ〜」なんて大合唱やってりゃ、
どうした、何かの宗教か !? ってなもんで警察沙汰間違いなしだけど、
それもサッカーだとまったく問題にならないもんなあ。
みんな、冷静になってみなよ。どう考えても変だよ、こりゃ。
あー、嫌だ嫌だ、こんな世界。

5/19(日) 猫を轢く。
今朝自転車を走らせてたときのこと。
いきなり脇から道路に黒猫が飛び出してくるやいなや、
自転車の前に猛スピードで突っ込んできやがんのよな。
気付いたときには、猫とタイヤの距離10cmほど。
オレはそんなにスピードを出してなかったものの、
さすがに10cmじゃ避けられるはずもなく、
思いっきり轢いてしまいました(笑)。
タイヤがムニュッとしたものの上に乗る嫌〜な感触を感じた直後、
自転車のオレは大転倒して数カ所から出血。
もちろん自転車ごときで猫が死ぬはずもなく、
倒れたまま周りを見渡すと、すでに黒猫の姿はなし。
そっか、よく猫が車に轢かれてたりするけど、
あれって車が悪いんじゃなくて猫が勝手に突っ込んでいってんのな。
レミングばりの自殺願望? 猫ってホント、バカ。
その後、傷だらけで自転車を漕ぎながら、
今まで猫派だったけど、今後は犬派に転向しようと誓ったオレであった。
しかし黒猫が横切ると縁起が悪いなんて言うけども、
その黒猫を轢いたオレはどうなんのよ(笑)。

アイフルのCM、浅野忠信を貧相にしたような主演の男もなんだかなぁだけど、
あの「♪どうする !? アイフル〜」の「ア」のところで声が裏返るのがなんとも不快。
どんなに困っても、ここからは絶対に金借りねぇ(笑)。

うちのバイトにさ、四十代のフリーターがいて、
その人はかなりのロック少年だったらしく、
洋楽・邦楽問わず、当時のロック大好きなのね。
「キャロル・キングのつづれ織りはいまだにしょっちゅう聴いちゃう」とか、
「はちみつばいを久しぶりに聴いたら、やっぱりいいねぇ」とかさ。
で、「セザキくんはどんな邦楽が好き?」って聴かれて、
やっぱ中村一義とかフィッシュマンズとか言えないじゃん、わかってもらえるわけないし。
だからリップサービスとして「はっぴぃえんどとか聴きますよ」って言ったの。
じゃあ向こうは勝手に盛り上がっちゃってさ、
「お、はっぴぃえんどなんて聴いてんの! いいねぇ!
あの『風街ろまん』の頭の始まり方がかっこいいんだよなあ!(ギターを弾く真似をして)
『ゆでめん』では何が好き? ライブ盤もいいんだよなあ!」
・・・ごめん、おっちゃん! 実はオレ、はっぴぃえんどなんて全然好きじゃないんだ!(笑)
だからまともに聴いたこともなければ、ちゃんと覚えてる曲もない。
で、ほんのリップサービスのつもりが、この興奮でしょ。
もうオレ、アハハと苦笑しながら頷くだけで何も言えなかったもの。
それ以降も、顔を見るとはっぴぃえんど談義を振られるんだけど、
これがもうオレにとっては苦痛でしかないのよな(笑)。
かといって、今さら「しったかぶりでした」と白状するのもねぇ。
これさえなけりゃいい人なんだけどなあ・・・。

5/18(土) マンガ三昧。
ゴールデンウィークならぬ、ゴールデンマンス(笑)もようやく終わり、
今週からバイト再開。ダル〜。

そんな鬱憤を晴らすかのように、マンガを読み漁る今日このごろ。

浦沢直樹の「20世紀少年」を一気に読む。
うーん、「モンスター」のときも同じこと思ったんだけど、
浦沢直樹のマンガってどうなのよ?と。
いろんなところで絶賛されてるようだけど、そこまでのもんか?
いやね、そりゃそれなりには面白いのよな、それなりには。
でもそこにクセがありすぎて、どうも読んでて居心地が悪い。
マンガを一本の木に例えると、メインストーリーが幹となるわけで、
浦沢直樹はその幹を作るのが実に上手い作家だってのは認めざるをえない。
ただ、そこに枝葉が付きすぎて、肝心の幹を覆ってしまってはいまいかと。
巻数を増やすためのページ稼ぎとしか思えない、執拗なまでの謎解決の先送り。
本筋とは関係ない「人間交差点」(弘兼憲史)チックな「ちょっといい話」。
その場その場で先を考えて、つじつまを無理矢理合わせるがために、
増え続けるキャラクターと、どんどん肥大していくストーリー。
「ドラゴンボール」なんかのジャンプマンガならそれもありだが、
浦沢の絵と話でそれをやられるとしつこく感じるのはオレだけか?
「モンスター」の連載中、浦沢がインタビューで
「『YAWARA !』などはまずエンターテイメントありきで、
バンドに例えるなら武道館でやってるようなもの。
それに対して『モンスター』は自分の描きたいことだけ描いた、
いわばライブハウスでやってるようなもの」
というようなことを語っていたが、
全然嘘じゃん、東京ドームでやる外タレ級じゃんよ(悪い意味で)。
あと、本筋とは直接関係ないけど、浅いロックおやじ特有の
「オレはロック通だぜ」的アピール(「20世紀少年」はT.REXより命名)や、
展開のパターン化(味方と思った人が敵、改心した人は直後に必ず死ぬ)など、
そういう部分が見えてくるにつれて、居心地の悪さが増す。
「モンスター」も「20世紀少年」も五巻ほどで完結してりゃ最高のマンガだったのになあ。
ま、そんなこと言いながら一応今後も読んでいくんですが。

しかし、現在売れに売れている浦沢作品にすらそんな感想を抱いてしまうのは、
「20世紀少年」の前に読んでいたマンガが優れすぎていたからなんだろうな。
沙村広明の「無限の住人」。
この作品は、もしかするとオレの歴代マンガNO.1、
「漂流教室」をも超えてしまうかもしれない。いや、マジで。
それ以上は何も言えないし、語る言葉が見つからない。とにかく完璧すぎる作品。
マンガファンなら絶対に読んでおくべき必読の傑作とだけ言っておきます。

次はいよいよ「ジョジョの奇妙な冒険」を一気読みする予定だが、
さすがに63冊はボリュームがありすぎて、
なかなか手を付けられない始末。食べる前からゲップ。
あ、「ガラスの仮面」(文庫版・全23巻)もまとめ買いしたんだっけ。これまたゲップ。

こんな恐ろしいものが発売されんのね。
赤塚不二夫全作品が収録かあ。むーん。
めちゃくちゃ欲しいけど、七万円はないよなあ。
子供のころ、親にねだって赤塚マンガばかり買ってもらい、
小学校の卒業文集に「赤塚不二夫先生みたいなまんが家になりたい」(笑)と書いた
オレとしては絶対持っておきたい作品集ではあるのだけれど・・・。
二万程度なら即買いだけどねぇ。
久しぶりに「のらガキ」や「メチャクチャNO.1」(タイトルからして凄い)が読みてぇ。
七万かあ、うーん・・・・・。
オレの中でマンガブームがキてるため、買ってしまいそうな自分が恐い。

5/11(土) はじめてのジョギング。
昨日買ったジーパンだけど、ウエストサイズが31インチだったのね。
その31インチ、試着したらエラいことになってて、
ギリギリ入ることは入るんだけど(太股なんてパンパン)、腹のボタンが留まらない。
力を入れて無理矢理留めると、腹が苦しいのはもちろん、
ジーパンの上に餅のようにドーンと腹が乗っかってる状態(泣)。
で、ひとつ大きいサイズを試着したいと申し出たところ、
32インチは今ちょうど在庫切れでして、なんて言われてさ。
かといって33インチまでいくと裾がブカブカになっちゃって、
このジーパンのせっかくのシルエットが台無しだよなあと。
だったら32インチが再入荷するまで待てばいいだけの話なんだけど、
値段が値段だけに、今買わなきゃもう二度と買わないだろうなと。
勢いでないと買えないよねぇ、35000円なんて。
なもんで、思い切ってある決意をして購入した次第で。

そのある決意ってのは、前々からやろうやろうと思ってやってなかったダイエット。
だってさ、こないだの健康診断でとうとう体重が70kgの大台に乗ってて、
体脂肪率なんて23.3%まで上がってやんのよな。
腹以外はそう目立つほどでもないんだけど、
腹だけが加速度的に太ってきてんの。
いよいよ覚悟しなきゃいかんでしょ、ダイエット。
幸いダイエット器具(アブシリーズ)は揃ってるし、
近くに一周2.8kmもある長居公園もあるわけで。
この前、すでにダイエットを実践してる東京の友達からも、
ダイエットのコツをメールで教えてもらったしねぇ(サプリメントが効くらしい)。
で、これまた飽きちゃう前に始めねばいかんってわけで、
さっそく今日、長居公園を走ってきた。

いやね、オレももうすぐ32歳のオッサンだけど、
走るぐらいは出来るだろ、なんて余裕かましてたのな。
走る直前までタバコ吸ったりして(笑)。
ま、今日は初めてだし、軽く二周(5.6km)ぐらい走ってみっか、なんて。
じゃあ全然ダメ。驚くほどダメ。まったく走れないでやんの。
たった500mほど走った辺りで、酷い息切れが始まって歩き出す。
そのまま100mほど歩いて息もある程度整い、
また走り出そうとすると、今度は太股の筋肉が痛くて足が上がらない。
しょうがないんでそのまま五、六分歩いて、
足もかなり軽くなってきたんで、またゆっくりと走り出す。
が、数分走ったところでまたストップ。そのままスタート地点まで歩いて戻る。
結局一周のうち、走ったのは1kmほどか。トホホ。
いや、こんなにキツいとは思ってもみなかった、ホント。
ま、何度も行くうちに慣れてくるんだろうけど、
二周をノンストップで回れるにはどれだけかかるのか・・・。
その後、フラフラで帰ってきて、アブフレックスを十分ほど。
今度は腹筋が痛くなってくる。
ダメだ、やっぱ急にやるもんじゃないね、ダイエットってのは。
とりあえずは今後も一週間に一度ほどジョギングを続けていくつもりだけど、
いつまで続くことやら、自分でも不安。
とにかく明日は筋肉痛確実だな、こりゃ(泣)。

5/10(金) ジーパン。
45rpmでジーパンを衝動買い。35000円也。高すぎ!
でもね、ユーズド加工の具合が絶品だったもんで、つい勢いで買っちゃって。
で、お金を払った後に住所や氏名を書かされて、
何かと思えば、このジーンズには通しのシリアルナンバーが入ってて、
誰が何番を所持してるかちゃんと記録されてんだって。宝石かっつーの。
しかも永久保証が付いてて、破れやほつれが出来ても一生涯無償で修理してくれるとか。
この半端じゃない誇りと自信に、一気に45rpmファンになったオレなのであった。
でも全部高いから当分何も買えないだろうけど・・・。

いつの間にか結婚してたのね
Wアンノか、確かにこりゃビッグカップルだわなあ(一般的にはマイナーカップルだけど)。
ただ、祝辞ムービーの映像が暗かったのが残念。
美人と言われてる南Q太の顔をはっきりと見たかったのに。
あと、やまだないとがあんな感じだとは知らなかった。大人の美人って感じ(化粧マジック?)。
そういえばやまだないとの新作の表紙が魚喃キリコのセミヌードだったっけ。貧乳がちょいエロ。
と、オタク臭い話でごめんなさい。

オタクついでにもうひとつ。
「ボクんち」の映画化ってどうなのよ?
しかも主演が観月ありさってなんだかなあ・・・。

これ、ちょっと欲しい。
五枚組550分の大ボリュームで脳内タイムスリップ確実。
週の真ん中水曜日、真ん中もっこり〜。

5/9(木) 懐かしいチャーハン。
あ、なんだか日記を書くのが面倒じゃなくなってきた。
またいつ飽きるかわからないから、今のうちに連日どんどん書いちゃおう。

もう先々週のことになるか、とある中華料理屋に行ってきた。
この中華料理屋、オレが昔八年ほどバイトしてたラーメン屋の近所にあって、
当時はよくラーメンの丼持って行って、チャーハン頼んだっけ。
丼持って行くと、普通に店で頼むよりちょっと多く入れてくれるんだ(笑)。
この店、カウンター数席だけでめちゃくちゃ小さくてボロいんだけど、
実はその世界では超有名な店でさ。
その世界ってのは意外にもブルーグラス(カントリーの仲間みたいな音楽)の世界。
ここのオヤジが大のブルーグラスマニアでね、
厨房の中には数百枚、数千枚はあろうかというレコードコレクションが並べられてて。
ま、中華料理屋だからジャケットは全部ギトギトしちゃってんだけどさ(笑)。
でも、もともと愛好家の少ないブルーグラスマニアが中華料理屋やってんだから噂になっちゃって、
通称「ブルーグラスラーメン」なんて呼ばれて、いつしか有名になったわけ。
たまに雑誌なんかにも数回取り上げられて、
遠方からそれを見たブルーグラスファンの客が来たりしてね。
さらには、来日した海外のブルーグラスのミュージシャンが、
ライブの後、この店のカウンターに腰掛けてセッションしたりしてんの(笑)。
おそらく誰かが教えたんだろうけど、もうそうなると凄いやね。
なんだか「ブルーグラスならここに行け」みたいな権威になっちゃってる。
でも店のオヤジは涼しい顔して、
オレらが行こうが、酔っぱらいの客が来ようが、偉ぶるでもなく接客してくれんのな。
でも、実際のところ、オレにはそんな話題性なんてどうでもよくて、
単にここのチャーハンが絶品なのよ、マジで。
味付けが濃くて、かといってしつこいでもなく、とにかく美味い。
決してブルーグラス好きのオヤジが片手間でやってる味じゃない。
そんなブルーグラスラーメンなんだけど、
オレがラーメン屋のバイトを辞めるのと同時期に店を閉めちゃったのよ。
確かに店は狭いし、話題といってもマニアだけだし、決して流行ってはいなかったわけで。
潰れちゃったかなと思ったんだけど、後日移転してたことが判明したのよな。
でも結構遠くて、都市部からは離れてて、なかなか行く機会がない。
そんなこんなで五年ほど経ち、ようやく先日訪れた次第。
オレは結構通い詰めてたんで、オヤジ、ちゃんと顔覚えててくれて、
入るなり「おー、久しぶり! おごるからビール飲めや」なんて言ってくれんのね。
もちろん注文はチャーハン。
店内を見渡すとさ、やっぱブルーグラス熱は変わってないの。
それどころか、店が大きくなったってことで
週末は店内でブルーグラスのライブもやってるみたいで、
壁にはライブスケジュールが貼られてたりしてね。
あー、オヤジさんの夢が叶ったんだなあと考えるとちょっと感動。
で、出てきたチャーハンを一口食べると、
・・・当時のままの味でこれが美味いのなんの!
ここ、呑んだ帰りに友達と行ったんだけど、
酒のせいもあって、なんだか懐かしさで涙が浮かんできたりして(笑)。
映画や音楽なんかもそうだけど、味もその時代を思い出させてくれんのね、ホント。
オヤジさんも当時のまんまだしさ、ホントにいい店
これからは月に一度くらい通えたらいいなと。
と、今日は珍しくハートウォーミングな日記でした。

古本屋でまとめ買いした梅図かずおの「神の左手 悪魔の右手」を読破。
これ、当時もそう思ったけど、今読んでも全然オモロくないね(笑)。
私見ながら、梅図は「わたしは真吾」を境に才能が枯れてきたんじゃないかと。
それとは逆に、ポスト梅図との呼び声高い伊藤潤二の最新刊「ギョ」の面白さときたらどうだ。
最近の伊藤潤二は結構ハズしまくってたんだけど、ここにきてどうした?
伊藤マンガ特有の不思議な面白さ&気持ち悪さ(本当に気持ち悪い!)全開で、
間違いなく伊藤潤二の最高傑作になるであろう三つ星の大々傑作!大推薦!
でもこういうのって二巻でハズす可能性も大きいのよね(笑)。

先日、自転車に乗りながらオナラをしようと腰を浮かすと、
微量ながら、ウンコを漏らしてしまいました・・・。
来月で32歳か・・・。

5/8(水) 借金地獄脱出・・・か?
とりあえず、耳をかっぽじってお聞きいただきたい。

なんと、とうとう借金全額完済いたしました!!

バンザーイ! バンザーイ!(号泣)
今年の頭には110万あった借金がチャラに・・・なんだか夢みたい。
返せた理由はいろいろあんだけどね、違法スレスレ(というかアウト)なことしたり(笑)。
ま、とにかくそこは結果オーライってことで、
これでオレも長かった借金地獄から脱出出来ようってもんだ。

が、そこはやっぱダメ人間。
ここでつい考えちゃうわけだ。
借金ゼロ? だったら・・・ローン組めんじゃん!
今までは借金の利子返済+ローンと考えると恐くて組めなかったけど、
今だったら二、三十万程度の買い物なんて余裕じゃん!
・・・なんかオレ、大きく間違ってますか?
さっそくソフマップへVAIOを見に行くと、24万円。
24万かー、なんだか微妙な値段。
毎月二万と利子を返していくと一年で返済ねぇ。うーん。
マジで悩んで、とうとうVISAカードに手をかけたところで思い出した。
あれ? オレって去年末にパソコン買ったばっかじゃなかったっけ?
しかも、別に現状に不満なんてあったっけ?
もう少し考え直してみます・・・。

しかし、改めて借金って恐いなと思った話。
五月頭の時点で借金が六十数万円あることはわかってたのよ。
で、全額一気に返せそうなめどが付いたのが5/6で。
さっそくVISAに電話して、全部でいくら返せばいいのか聞いたのね。
じゃあ電話の向こうのお姉さんが「630,900円です」って言うわけ。
で、連休が終わって銀行の営業が始まる5/7、いよいよ振り込みに。
一応念のため、もう一度VISAに電話したのね、「いくら返せばいいんでしたっけ」って。
すると「632,900円になりました」なんて言いやがんの!
たった一日で2,000円の利子!?
オレ、それをずっと払い続けてきたわけ!?
利子って恐ぇよ、マジで。
なんて言いながらVAIOを買おうか迷ってたりして、
全然後悔してないオレですが(笑)。

借金返して余ったお金で前々から欲しかったTシャツくんを買ったんだけど、
これってアイロンプリントと違ってめちゃくちゃ面倒な工程を踏まなくちゃいけないのな。
しかも一色だとまだしも、多色刷り(二色以上使うこと)だとほとんど素人では無理な世界・・・。
いよいよ来年夏にはTシャツ作って店に委託して、
念願のデザイナーデビューだ!モテモテだ!なんて夢見てたんだけど、
面倒くさがり屋としては、説明書を読んだだけで早くも意気消沈。
説明書を取り出しただけで、まだ開封すらしてないんだけど、
早くもオークションに出そうかな、なんて考えてみたり。
ま、新品未開封だし人気商品だからそれなりの値段では売れるだろうけど、
まったく無意味に数千円の損失かと考えると、それもちょっとねぇ。
どうしよう、せっかくだから自分用に二、三枚でも作るか?
でも、使っちゃったら新品じゃなくなって、売ったところで一気に値段下がっちゃうだろうし。
使うべきか、このまま売ってしまうべきか・・・むー。
なんでも勢いだけで買っちゃう、オレってホントにバカ(泣)。

以前に予約したって書いたnanoloop
入荷は五月末になりそうだってメールが来たんだけど、
オレの中ではもはや熱が冷めてきちゃってて、
申し訳ないけどキャンセルすることに。
もともとオレは飽き性なんだけど、
ここ最近それが加速してる気がするのは気のせい?
浮いたお金で「ジョジョの奇妙な冒険」を一気買いしようかと、現在古本屋で物色中。

5/7(火) 名古屋。
おひさしブリグリ。
みなさん、このゴールデンウィークはいかが過ごされましたでしょうか。
オレは彼女さんと二泊三日で名古屋に行ってまいりました。
海外が当たり前のこのご時世になぜか名古屋。
この小市民ぶりがオレらしいでしょ(笑)。
いやね、急に名古屋の手羽先が食いたくなったのよね。
七、八年ほど前にやってたバンドのメンバーが名古屋出身で、
名古屋でライブをした際に連れて行ってくれた手羽先が絶品だったことを思い出しちゃって。
で、考えてみりゃ他にも前々から名古屋で食いたかったものっていろいろあってさ。
例えば味噌かつ、ひつまぶし、味噌煮込みうどん、あんトースト、などなど。
んなわけで、今回は名古屋の食文化を食べ尽くそうって旅行にしたわけ。
旅行といっても大阪から片道たったの二時間で、
正直なところ、旅気分は満喫出来なかったものの(だって街並みも方言も大阪とあんまり違和感ないもんなあ)、
いやー、やっぱりメシはどれもこれも美味かったっス。
グラッチェ、名古屋。
もちろん思い出の手羽先の味もさることながら、
しかし! この旅で一番美味かったのはコメダコーヒーのシロノワールではなかったかと。
まずは見てちょうだい、この直接的にウンコを彷彿させるルックス(笑)。
熱いクロワッサンに冷たいソフトクリームを乗せるなんて誰が発想しようか。
で、そこにシロップをかけて食うと本当に美味いんだ、これが。
コメダコーヒーの大阪進出を熱望するオレであった。
ソフトクリームといえば、オレらが泊まった安ホテルのロビーでは、
コーヒー・紅茶のサービスだけじゃなく、
ソフトクリームの無料サービスまであって驚いたっけ。
なんで? ソフトクリームっていつの間にか名古屋の名産なの?
無料だからと彼女が四つほど食べてたのはいかがなもんかと思いましたが(笑)。


いただいたメッセージへのレス。

>もこさん

> 多分お忙しいんでしょうが、日記の更新がないとサビシイ
> でーす。アブトロニック使用その後の話を聞きたいでーす

ごめんなさい、サボりまくっております。
アブトロニックの感想?
購入直後に三回ほど使っただけで、
それ以来まったく触れてすらおりません(笑)。
オレったらホント、飽きるのが早いなあと自分で感心。
それどころか、名古屋で体重増量してきました(泣)。


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written by オレ 

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