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2005年09月19日(月) |
前原氏会見「改憲、自民と協議」 要領が悪いね。 |
◆記事:前原氏会見「改憲、自民と協議」 公明、はや大連立を懸念
民主党の新代表に選ばれた前原誠司氏(43)は十七日、都内のホテルで就任の記者会見に臨み、憲法改正について「民主党は改正が必要だという立場だ。改正を必要としている政党としっかり議論する中でまとめていく」と述べ、自民党とも協議する考えを示した。
憲法に自衛権を明記することを持論とする前原氏の代表就任とあって、会見では憲法改正に関する質問が相次いだ。(産経新聞) - 9月18日2時34分更新
◆コメント:まだ、海のものとも山のものともつかぬが、下手だなあ・・・。
民主党新代表に決まった前原誠司氏は、最初の記者会見でいきなり改憲論をぶちかました。それは思想の自由だが、下手だと思った。
自民党も改憲を推進しようとしている。3分の2を超える議席を獲得してしまったのだから、憲法改正の発議が可能である。
その後国民投票で過半数を得られれば、あっさり憲法は改正される。
お子さんのいる方。お子さんが兵隊に取られるかも知れないですよ。
しかし、自分がそういう選択を1週間前にしたのだから、文句は言えないですよ。分かっていますね?
さて、民主党は、選挙期間中、自民党の政策をしきりに批判していた。
それなのに、選挙で大敗し、若い代表に代わり、最初の記者会見で自民党の政策に賛成するのは如何にも、軽率。
これでは、あたかも選挙の敗北の結果、巨大与党にすり寄っているような印象を、有権者に与える。
私個人としては、集団的自衛権の行使には断固として反対(抗議メールを送ろうとしている人、個別的自衛権と集団的自衛権の違いを勉強してからにしてくださいね?)である。
だから、民主党の新代表が、選出された翌日に、いきなり「集団的自衛権は限定的に認めるべきだ」という発言をするのを聴き、何だか、世の中が嫌になってしまった。
どうして、どいつもこいつもバカなんだ?
集団的自衛権とは、「自国が全く攻撃されていない場合でも、同盟関係にある国家が第3国の攻撃を受けた場合、これを自国への攻撃と同等に見なし、第3国に対し武力行使を認める」事を意味する。
つまり、アメリカと一緒になって、自衛隊が世界中を飛び回って人殺しの手伝いをすることになるのだ。
私には、日本が、戦争=人殺しをする国に変らなければならない必然性が認められない。
集団的自衛権の行使を可能にして、アメリカに一所懸命奉仕すれば、日本が北朝鮮に攻撃されたときに、アメリカが日本を守る、と、国民は本気で信じているのであろうか。
あのね。ボブ・ウッドワードの「ブッシュの戦争」など翻訳されている本を読んでご覧なさい。
あの分厚い本で、日本のことなど、ただの一行も書かれていない。
日本など、アメリカ人にとってはどうでもよいことなのだ。
アメリカは日本を大切にするフリをしているのは、日本を極東での前方展開能力の基地として見ているからだ。
「黄色いサル」がいくら死のうが、関係ないのである。
とにかく、アメリカは何一つ証拠は持っていなかったのに、「イラクは大量破壊兵器を持っている確かな証拠がある」と嘘をついた。
つまり、言いがかりをつけて2003年3月20日に戦争を始めて、イラクで何万人もの無辜の民を殺して平然としている連中なのだ。
こんなヤクザな国と一緒になって人殺しをする国になりたいのだろうか?日本国民は。そんなことをしてまで生き延びたいですか?
そうですか。それなら、もう、言うことはありません。
2004年09月19日(日) 「米大統領『イラク開戦、国連のお墨付』事務総長に反論」 ブッシュ大統領。字が読めますか?
2003年09月19日(金) 「<環境危機時計>昨年より10分進む。」 人類存亡の危機なんですよ。