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JIROの独断的日記
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2004年03月27日(土) 「陸自支援テンポ遅いと批判 サマワ最有力紙が論説」人道復興支援なんて、連中は、ちっとも有難がっていないのだ。

◆記事:陸自支援テンポ遅いと批判 サマワ最有力紙が論説

【サマワ27日共同】陸上自衛隊が活動中のイラク南部サマワの最有力週刊紙アッサマワは、27日発売の最新号で、陸自の支援プロセスが遅すぎると厳しく批判する論説を掲載した。陸自の活動に好意的な報道を続けてきた同紙が、批判を展開するのは初めて。

論説はさらに、サマワを州都とする「ムサンナ州政府当局が(雇用問題などを)“魔法のつえ”のように解決すると約束してきたことに、多くの人が怒っている」と指摘した。

失業や電力不足など深刻な問題に直面する州政府当局が、住民からの批判をかわすため、陸自が来ればこれらの問題が速やかに解決されるかのように説明していたことを指摘したもので、住民側の陸自への過剰ともいえる期待が、次第に失望、いら立ちに変化し始めたことを示している。(共同通信)[3月27日10時22分更新]


◆コメント:「人間は、皆同じ」と思っている、お人よしの日本人、イラク人なんて、ずうずうしい連中なんだよ

自衛隊のイラク派遣に賛成、と云っている方々、上に掲げた記事を読んでくださいよ。何千キロも離れた日本から、危険を冒して、無償の「復興支援活動」をしてくれようという、日本人に対して、「遅い。もっと早くやれ」と平気でのたまうのが、イラク人である。なんたる民度の低さ。このずうずうしさを見ても、まだ、自衛隊をイラクへ派遣するべきだと思いますか?憲法に違反して、自衛官の生命を危険に晒して、我々が収めた血税を大量に費やして。

イラク戦争で、バグダッドの大統領府が陥落してフセイン政権が崩壊したときに、多くのバグダッド市民は暴徒と化した。そして、彼らの標的は圧制をほしいままにしていた支配階級ではなくて、イラクが世界に誇るべき歴史遺産(つまり、カネになりそうなもの)が展示されている、博物館であった。

彼らには、フセインの圧制がふさわしかったのかもしれない。私は、学生時代に、国際法の教授が講義でおっしゃった、次の言葉の意味が良く分かった。

「如何なる国の如何なる政治・経済・社会体制も、それが形成される歴史的・民族的必然性があるのであって、これをいたずらに、外力によって(外国の力でという意味)崩壊させたり、変えようとしても、決して上手くいかない。」


2003年03月27日(木) 戦争報道はスポーツ中継ではない。戦況を伝えるばかりのマスコミ。問題は如何にして早く戦争を終わらせるか、だ。

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