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JIROの独断的日記
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2004年02月24日(火) 「ヤフーBB、470万人分情報流出…恐喝未遂で男逮捕」ソフトバンクは事の重大さが分かっていない。

◆記事:ヤフーBB、470万人分情報流出…恐喝未遂で男逮捕

インターネット接続サービス「ヤフーBB」の加入者情報が記録されたDVD(デジタル多用途ディスク)を入手した男が、同サービスの運営母体「ソフトバンク」(本社・東京)のグループ企業関係者に数十億円を要求し、警視庁に恐喝未遂容疑で逮捕されていたことが24日、分かった。

男は関係者に「DVDには470万人分の情報が記録されている」と伝えており、警視庁も、その大半が実際の加入者情報であることを確認している。最大規模の個人情報流出事件に発展するのは必至で、同庁は情報流出ルートの解明を急いでいる。


◆コメント:どれほど大きな失敗をしたか、ソフトバンクはわかっていない。
私は、今は現場に出ていないが、長年お客様商売をしてきた。お客様商売の常識のひとつに、

「お客様の信頼を得るには、長年の努力の積み重ねが必要だ。しかし、信用を失う事は、一日で十分だ。」

というものがある。

今回、情報を盗み出した男が悪いのは、言うまでも無いが、ヤフーBB、ひいてはソフトバンクは、顧客情報を簡単に盗み出されてしまうような、杜撰な管理をしていた、という意味で、社会的信頼を既に失いつつある。しかし、どうも、この会社はことの重大性が分かっていないようだ。

ヤフー・ジャパンのホームページを見ても、何処にも謝罪文が無い。「プライバシーの考え方」、というページではさすがに何か、事件に触れているだろうとおもったら、あきれた事に、ここでも、何の言及も無い。「会社概要」のプレスリリースの項を見ても、この事件に関する項目が無い。

ソフトバンク及びヤフージャパンのように、急に伸びた会社、社員が皆若い会社にしばしば見られる暢気さであるが、悪いけれどもこういう会社は、私は信用できない。

顧客のプライバシーが漏れてしまう、などというのは、客商売にとって、これ以上の失態はない。取り返しがつかないことなのである。

勢いがある会社だし、顧客も若い人が多いだろうから、のんきなのだろうが、本来、ソフトバンクに怒鳴り込んでもいいような話である。会社が潰れてもおかしくないぐらいの超大ミスなのだ。そこのところを良く考えて、反省して、今後の方針を説明して欲しいね。ソフトバンクさん。

客商売はそんなに甘いものではない。


2003年02月24日(月) 小泉政権は、どうして国民に何の説明もせずに、アメリカ支持を表明するんだ?

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