JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:陸自先遣隊の派遣了承=今夜、政府に伝達−公明
このように、日米安保条約は、明らかに国連憲章を上位規範として、認識している。特に、太字の部分をよく読めば、アメリカと日本がしてきたことの誤りに気がつくであろう。 2.アメリカを「安全確保活動」と称して後方支援するのは、違憲である。 これは、もう、何度書いたか分からない。イラク国内はいまだに戦争状態にあり、アメリカ、イギリスは戦争の当事者である。同盟国であり、戦争中のアメリカを後方支援することは、日本国憲法が禁止している、「集団的自衛権」の行使に相当する。内閣総理大臣は、国家機関であり、日本国憲法を遵守する義務がある。 3.アメリカの「イラク戦争の目的」には、一貫性がない。 周知のとおり、最初、アメリカは、「イラクの大量破壊兵器廃絶」といっていたのに、大量破壊兵器が見つからなくなったら、「フセイン政権転覆、圧政からの民衆の解放」といい、フセインはこの前見つかったことになっている(本人かどうか分からない)が、見つかるまでは、焦って、「イラクを中東全体の民主化の拠点にすること」といっていた。そのようにコロコロ、イラク攻撃の正当性の根拠が変わること自体、実は全てがこじつけであることを白状しているような者である。つまり、なんら正当性がない戦争である。だから、日本はアメリカを支持してはいけない。 4.アメリカの利権のための戦争 日本は、イラク復興資金として、とりあえず、10億ドル、合計50億ドルという資金を拠出する、と言ってしまった。イラクにおける復興事業はブッシュ政権の閣僚に関係が深いアメリカ企業がさっさと、受注を決めている。日本人の税金が、正当性の無い戦争を始めたアメリカという国の企業を儲けさせる為に使われているのである。こんなバカな話を日本人は黙って見ている。 ◆コメント2:小泉首相は米国の工作員ではないか? このように考えると、日本は本当にコケにされ、それでもアメリカが怖くて云う事を聴かざるを得ないという印象であり、私は情なくて仕方が無い。まるでスパイ小説そのものだが、こうなると、小泉内閣総理大臣は実はCIAに買収された工作員で、日本を破滅させる事を使命としているのではないか、と疑いたくなる(念のため書いておくが、冗談ですよ)。 実際、冷戦時代に、イギリスの諜報機関MI5(イワン・フレミングの小説、007シリーズでは、主人公、ジェイムズ・ボンドがこのMI5に属している設定である)のトップだか、ナンバー2が、何と、ソ連のスパイで、英国の最高機密を何十年もKGB(旧ソ連の諜報機関、現在のプーチン大統領もかつては、そこに属していた。あの冷酷そうな顔を見れば、納得がいく)に洩らしていた、という、信じ難い事実が露見した事があるのだ。 とにかく、ここまで、日本のためにならないことをする内閣総理大臣は、非常に奇怪な存在であることは、間違いが無い。
2003年01月08日(水) 女性が男性よりもおしゃべりなのは、脳の構造の違いによるもの。しかし、病院の待合室では静かにしていただきたい。
JIRO
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