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JIROの独断的日記
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2004年01月08日(木) 陸自先遣隊の派遣了承=今夜、政府に伝達−公明  日本を破滅に導く人々

◆記事:陸自先遣隊の派遣了承=今夜、政府に伝達−公明


公明党は8日午前、党本部で拡大中央幹事会を開き、イラクで人道復興支援活動を行う陸上自衛隊の先遣隊派遣について協議した。その結果、神崎武法代表ら3役に対応を一任することを決め、派遣を事実上了承した。政府側も出席して開かれる同日夜の与党幹事長会談で、冬柴鉄三幹事長が派遣容認を正式に伝える。政府は公明党の先遣隊派遣容認を受け、週内に石破茂防衛庁長官が派遣命令を出し、15日にも陸自の先遣隊約30人をイラク南部のサマワに送る方針だ。(時事通信)[1月8日13時2分更新]

◆コメント:自衛隊を、イラクへ派遣してはいけない。アメリカを助けてはいけない。

何故、いけないのか、イラク戦争の始まりから考える。

1.イラク戦争は国連決議を経ていない、国際法に違反する行為である。

国連憲章では、戦争を禁止している。例外は、他の国が攻めてきて、国連軍が助けに来てくれるまでの間、「個別的自衛権」を行使する場合。これは、日本の刑法の正当防衛みたいなものである。もうひとつは、国連安全保障理事会が武力行使もやむをえないと決議した場合。アメリカが2003年3月20日にイラクを先制攻撃したとき、このいずれの条件にも当てはまらなかった。

その戦争を、日本が支持する事は日本も国連憲章に反する事になる。そして、マスコミも誰も触れないのが不思議だが、日米安全保障条約第1条にも違反するのである。


日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約
第一条
締約国は、国際連合憲章に定めるところに従い、それぞれが関係することのある国際紛争を平和的手段によって国際の平和及び安全並びに正義を危うくしないように解決し、並びにそれぞれの国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎むことを約束する。
 締約国は、他の平和愛好国と協同して、国際の平和及び安全を維持する国際連合の任務が一層効果的に逐行されるように国際連合を強化することに努力する。


このように、日米安保条約は、明らかに国連憲章を上位規範として、認識している。特に、太字の部分をよく読めば、アメリカと日本がしてきたことの誤りに気がつくであろう。

2.アメリカを「安全確保活動」と称して後方支援するのは、違憲である。

これは、もう、何度書いたか分からない。イラク国内はいまだに戦争状態にあり、アメリカ、イギリスは戦争の当事者である。同盟国であり、戦争中のアメリカを後方支援することは、日本国憲法が禁止している、「集団的自衛権」の行使に相当する。内閣総理大臣は、国家機関であり、日本国憲法を遵守する義務がある。

3.アメリカの「イラク戦争の目的」には、一貫性がない。

周知のとおり、最初、アメリカは、「イラクの大量破壊兵器廃絶」といっていたのに、大量破壊兵器が見つからなくなったら、「フセイン政権転覆、圧政からの民衆の解放」といい、フセインはこの前見つかったことになっている(本人かどうか分からない)が、見つかるまでは、焦って、「イラクを中東全体の民主化の拠点にすること」といっていた。そのようにコロコロ、イラク攻撃の正当性の根拠が変わること自体、実は全てがこじつけであることを白状しているような者である。つまり、なんら正当性がない戦争である。だから、日本はアメリカを支持してはいけない。



4.アメリカの利権のための戦争

日本は、イラク復興資金として、とりあえず、10億ドル、合計50億ドルという資金を拠出する、と言ってしまった。イラクにおける復興事業はブッシュ政権の閣僚に関係が深いアメリカ企業がさっさと、受注を決めている。日本人の税金が、正当性の無い戦争を始めたアメリカという国の企業を儲けさせる為に使われているのである。こんなバカな話を日本人は黙って見ている。


◆コメント2:小泉首相は米国の工作員ではないか?

このように考えると、日本は本当にコケにされ、それでもアメリカが怖くて云う事を聴かざるを得ないという印象であり、私は情なくて仕方が無い。まるでスパイ小説そのものだが、こうなると、小泉内閣総理大臣は実はCIAに買収された工作員で、日本を破滅させる事を使命としているのではないか、と疑いたくなる(念のため書いておくが、冗談ですよ)。

実際、冷戦時代に、イギリスの諜報機関MI5(イワン・フレミングの小説、007シリーズでは、主人公、ジェイムズ・ボンドがこのMI5に属している設定である)のトップだか、ナンバー2が、何と、ソ連のスパイで、英国の最高機密を何十年もKGB(旧ソ連の諜報機関、現在のプーチン大統領もかつては、そこに属していた。あの冷酷そうな顔を見れば、納得がいく)に洩らしていた、という、信じ難い事実が露見した事があるのだ。
とにかく、ここまで、日本のためにならないことをする内閣総理大臣は、非常に奇怪な存在であることは、間違いが無い。


2003年01月08日(水) 女性が男性よりもおしゃべりなのは、脳の構造の違いによるもの。しかし、病院の待合室では静かにしていただきたい。

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