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JIROの独断的日記
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2003年10月19日(日) 「日本にも「対応」と警告 ビンラディン氏が声明か」 日本国政府のテロ対策って聞いたことが無いですね。

◆記事:「日本にも「対応」と警告ビンラディン氏が声明か」

カタールの衛星テレビ、アルジャジーラは18日、国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン氏の声明とされる音声テープを放送した。声明は日本など6カ国に対し、イラクを占領する米国への協力を続ければ「われわれは対応する権利がある」として、攻撃の標的になり得ると警告した。

 声明が本物とすれば、同氏がイラクでの対米協力に絡み、日本を名指しで攻撃の可能性に言及したのは初めて。

◆所感:本当にねらわれたら、防げるのでしょうか?
アルジャジーラはイラク戦争以降たびたび、その名前を聞くようになった。中東のCNNとも呼ばれ、中東を中心に世界各地に特派員を置き、報道の信憑性が高いとされる。

今回と同じようなテロ警告声明は過去に何度もウサマビンラディンから発せられている。そのたびに必ず、テロが実行されたわけではないし、今回のテープがビンラディン本人か否かは米国のCIAが解析中だというから、まだ、断定できない。

だが、問題はそういうことではなくて、日本はイラク攻撃でアメリカの味方をしたのだから、ビンラディン等テロリストの恨みを買うことは、論理的必然といってよい。しかし、日本政府がどれぐらい真剣にテロ対策を講じているのか、国民には、何もわからない。

テロの形態はいくらでもあって、極端な場合、911と同様に航空機をハイジャックして、首相官邸か、国会議事堂か、経済の要所である丸の内に突っ込むということもあるわけで、その場合、自衛隊は専守防衛だから、実際に日本人が死ぬまでは、突っ込んでくる飛行機を撃墜する事ができないのである。仮に法律的に可能だと仮定しても、今の永田町、霞ヶ関、丸の内に付近に、テロに対抗することができるような防衛施設は何もない。

飛行機を使わなくても、日本は概してセキュリティに甘い。新幹線とか、原発とかを標的にされたら、目も当てられない大惨事となろう。

小泉内閣総理大臣は米国支持を表明したときに、そこまで考えていたとはとても思えない。今回の声明がもし、ビンラディン本人だとしたら、小泉氏はどのようなコメントを発するのであろうか。「関係省庁には、万全の対策を期すように指示しました」と、例によって丸投げするのだろう。だから、無責任だというのだ。


2002年10月19日(土) 身体に良い事を実践するほど高血圧になる。慈恵医大調査

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