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2003年07月26日(土) |
「イラク復興支援特別措置法が成立」 日本人が死んでもいいのだね? |
◆記事1
イラクへの自衛隊派遣を可能とするイラク復興支援特別措置法案は25日夜の参院外交防衛委員会(松村龍二委員長)で、自民、公明、保守新の与党3党の賛成多数で原案通り可決され、26日未明の参院本会議で可決、成立した。
政府は同法成立を受け、具体的な活動内容などを盛り込んだ基本計画を策定し、11月にも1000人規模の自衛隊の部隊を派遣する。
◆記事2
小泉純一郎首相は26日未明、イラク復興特措法が成立したことについて「与党が結束して成立して、まずはほっとしている」と述べた。審議が不十分との野党側の批判には「論点は尽きた。十分審議された」と反論。自衛隊派遣に対する国民の理解については「後になれば、得られると思う。将来、あの時の法律は日本のために良かったなと(評価される)」と強調した。
一方、具体的な派遣時期については「じっくりと現地を調査して、その後だ」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
◆所感:アメリカ追従、ここに極まれり。
与党のやつらは、アメリカの工作員か?無責任だ。現地へ派遣されるのは、自分ではない。危険な目に遭うのは自衛隊員だからこそ、こういう悪法を平気で作れるのだ。
それにしても、法律をごり押しして、先に成立させ、その後で現地調査団を送り込むというのは、ひどい。どう考えても、順序が逆だろう。
現地を視察して如何なる危険が存在しているかをすべて明らかにして、それから、どう対応するかを考えるべきだろう。どれぐらい危険なところか分かれば、違う結果になったかも知れぬ。
そこが、小泉をはじめとする政治屋の汚いところだ。反対意見が出そうなことは、わざと後回しにするわけである。
日本国民は、もともと、政治に無関心だが、今回は何しろ自衛隊員を危険な地域に派遣する法律なのだから、真剣に考えるべきだ。自分は自衛隊員ではないし、身内にも自衛隊員はいないから、知ったことではない、というのは、あまりに幼稚で、自己中心的だ。
2002年07月26日(金) 物騒なことばかり・・・