JIROの独断的日記
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2003年07月17日(木) |
「勤勉さ」の正体 誰のために生きているのか。 |
日本人は勤勉だといわれている。自分はイギリスで、イギリス人に混じって働いていた事があり、彼らと日本人を単純に比べた場合、客観的に見て、確かに日本人の方が良く働くと思った。
しかし、日本人は何故勤勉なのか、よく観察すると、「上司に叱られないため」「他人の評価を得る為」「他人よりも優位に立つため」に、随分と労力を割いているように思う。
つまり、自分がほんとうにしたいことよりも、他者の評価の方を重視している、ということである。勿論それが全てではないけれども。
他人の評価の方を重要視するということは、常に自分は他人よりも下位に位置することになるのであって、そんな馬鹿なことがあるわけが無い。
自分が生きているということがまず、初めの真実で、自分がいなければ、世界は存在しないに等しいのである。
我々は、本来自分のために生きているのであり、他人の評価を得る為に生まれてきたわけではない、という当たり前の事を認識している必要がある。
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