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JIROの独断的日記
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2003年07月15日(火) 「嫌な事があったら、何か人に親切なことをしなさい」(小学校の担任の先生)

 「嫌な事があったら、何かひとつ、些細な事でも良いから、人に親切にしてあげなさい。そうすると、暖かい気持ちが取り戻せます」と私の小学校の先生はおっしゃった。

 至言という他は無い。嫌なことがあって、他人に八つ当たりして、さっぱりした経験のある人はいないはずだ。殆どの人は、かえって自分の醜さに嫌気がさす。八つ当たりして気分が良くなるという人は、はっきり言って悪い奴である。

 人に親切にすることにより、人は「自己の重要感」(自尊心といっても良い)を自覚する事ができる。人と親切な気持ちを分かち合うということは、この世における最高の喜びのひとつである。

 理屈っぽい人は、人に親切にするといっても、結局、自分のためにするんじゃないか、とかなんとかいうのである。そのとおりである。それでよいのではないだろうか?理屈をつけて何もしないひとよりも、兎にも角にも善行を施して悪い道理はない。押し付けがましくなってはいけないけれどもね。


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