JIROの独断的日記
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2003年04月11日(金) |
オウム裁判・松本被告に死刑求刑へ、年度内に判決←こんな奴を7年間も生かしておかねばならぬとは・・・ |
◆記事 オウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫被告(48)に対する東京地裁での裁判は10日、初公判から7年を経て、すべての事実審理を終了した。検察側は今月24日の論告求刑公判で、松本被告を「一連の事件の首謀者」と位置付け、死刑を求刑する方針。弁護側の最終弁論は10月30、31の2日間にわたって行われることも決まり、来年3月までに判決が言い渡されるのは確実となった。
◆所感 松本被告は、まだ平然と生きている。何十人もの人を死に至らしめ、もはや死刑判決が出ることが明らかな極悪非道の被告人でも、正規の訴訟手続きにのっとって裁かれる。
不況の折、何一つ悪い事をせずに真面目に働いていた多くの人が、職を失い、食べるのに困っているというのに、松本被告は7年もの間、拘置所の中とはいえ、何の労働もせずに三度三度食事を与えられているのである。その費用は勿論、我々が支払う税金でまかなわれている。
封建時代であれば、あっという間に「市中引き回しの上、獄門、磔(はりつけ)」となったことは間違いない。
現代民主主義社会は、人類史上、かなり理想に近い体制だが、時に、じれったい。
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