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JIROの独断的日記
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2003年03月07日(金) 音読を続けることでTOEIC780点は取れる。お薦めの本がある。

 780点に特に意味があるわけではない。以前、私が取った点数である。勿論世の中には英語の達人がいくらでもいるので、私ごときが英語の学習法について語るのはいささか、僭越であるが、少しは他人様の参考になればと思って書いている。

 TOEICは分かりやすいので引き合いにだしたが、本当は点数はどうでも良い。実際に使えなければ意味がない。私はロンドンで英国人ばかりの職場で4年間つとめるのに困らなかった程度の英語のコミュニケーション能力をもっている。自慢ではない。音読をつづけることによって、その程度には誰でもなれると言いたいのである。

 日本における、同時通訳者の草分けであるばかりでなく、「同時通訳の神様」と呼ばれた國弘正雄氏が、1970年代に「英語の話し方」(サイマル出版会 絶版)という本で、「意味が理解できる英語の文章を、繰り返し音読する事が英語の総合的な能力の向上に効果的である」ということをお書きになった。私が予備校生の時に英語の先生が教えてくれたのだが、その先生にはいまだに感謝している。

 サイマル出版会刊の本は既に絶版となったが、幸い、数年前に國弘先生が再び国弘流英語の話しかたという本を書かれた。こちらには一層詳しく、音読を中心とした英語の学習方法が述べられている。英語は好きだが勉強方法が今一つわからない、自信が無いという人は多いと思う。そういう人には(学生さんに限らず)迷わずこの本を薦めたい。


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