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JIROの独断的日記
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2002年12月18日(水) 「ビタミンCを多量に摂ると、風邪をひかない。」

「ビタミンCを多量に摂ると、風邪をひかない。」という説は1970年代にアメリカのライナス・ポーリング博士という、ノーベル化学賞を取った学者が最初に提唱したものだ。これが正しいか否かについて、米国の医学界ではいまだに議論が分かれているらしいが、少なくとも、私は、ビタミンCのサプリメントを飲み初めてからここ5年ほど、重い風邪に罹ったことがない。

ビタミンCが風を防ぐのは免疫系を活性化させるためだといわれているが、まだ完全に証明されたわけではないようだ。しかし、とにかく、自分自身の体験として、ビタミンCは風邪に効く、と断言したい。

但し、役所が薦めている、1日50mgでは効果がない。少なくともその60倍、つまり3グラムぐらいは取らないとだめだ。強いストレスを受けたり、タバコを吸う人はビタミンCの消費量が一層高まるので、もっと飲んでも良いぐらいだ。

ビタミンCを大量に取ると軟便になる。普通の人は3グラム摂ったら軟便になるかもしれない。しかし、風邪をひくと、ウィルス撃退のために免疫系によって大量のビタミンCが消費されるので、同じ量でも軟便や下痢にはならない。風邪をひいたら10グラム、20グラム、インフルエンザになったら、100グラムぐらい飲んでも下痢にならない。

5年前にこういう知識を本で知った後、ある朝、38度5分の熱を出し、喉も痛く、明らかに風邪をひいたと思われる症状に陥った。そこで、1時間ごとに3グラム(500mgの錠剤を6錠ずつ)飲み続けた。すると、何ということであろう!夕方にはすっきり風邪の症状が治まったのである。それまでの私は一旦風邪を引いたら、完治するまでに約2週間を要していたので、この時の体験は殆ど、「奇跡」だった。

それいらい、大抵毎日1500mgから3000mgのビタミンCを飲み続けたら、風邪をひかなくなったのである。

ビタミンCにはこの他、癌を防ぐとか、コラーゲンの生成を促進するので肌を綺麗に保つ、とか、ストレス耐性ができるとか様々な効果があるようだ。その辺は専門家に譲るが、少なくとも、私には、ビタミンCは風邪の予防と治療に極めて有効である。


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