OH GREAT RABI RABI

みどりいろのえんがわ、かせき
2003年05月27日(火)






緑と縁をまちがえた。



た。



ぼくの眼の容器、くき と張りだせ。






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とてもみちがえたよ。


あめがふって


どろりととけたじめん、


あのこはいちどみづからうまって


よみがえった。


つぶやく おかえり のこえに


じんじんとふるあめのしつどをおもいかえす。


ねえ、ぼく、みちがえたといいたかったのに


みまちがえてしまって、いたん、だ。


ねえ、きびすをかえすまえに、


ねえ、このはなしにかえるはなんびきかつようされた?





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ベランダとまちがえて



彼女は紫色の花畑から飛び降りた。



そして何処へ着地した?






同じく、ロッキング・チェアーと思って



椅子百合に腰かけた姉さんは食べられた。



いえ、わたしの姉さんはまちがっていない、



のみくだそうと花弁は激しく上下にスウィングする。



最初に踊りはじめたのは誰だった?







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惑星的に、ぼくは傾いた。



リコーダーを支えにしようとしたが、



ぼくの背はとっくにソプラノを追いぬいていたんだ。





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空も同様に傾く。


意味不明の言語の蟲に誘われて、


弔いの戦争がはじまる。


今日の、夕焼けの動機。






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わたしは花畑で飛び降りた。



そして美しく着地した。






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何処へだって着地できるよ。


地下鉄は、とっくに土を離れてしまったもの。











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