OH GREAT RABI RABI

広大なアンブレラ・パラシュート
2003年04月16日(水)




ぼくは溶解する







と 決める。






ひだまりに触れると、






ぼくは溶解する。






さあ、外へ出よう。







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サンダルは揃えておいてあったのに、


どうも履き心地が悪かったのは


ぼくの足が左右入れ替わっていたせいだった。


夜中にこそこそ入れ替わっているのは知っていたが、


昨夜は元の位置に戻るのを忘れてしまったらしい。


最近は腕までやたらと真似したがって、


いつのまにか入れ替わっていることがある。


おかげで恋人と指きりしたつもりが


いっしょうけんめい指相撲をしていた。







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きみのすかーと、



ぱらしゅーとになって



ぼくを地上に運んでくれ!






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犬の鼻だけが唯一の水分だった。





渇望の沙漠、


わたしは犬の鼻に頬を寄せて


目をつむる。


しっとりとした闇、


わたしはくにのことをおもう。










+++++





きみの水色のすかーと、



かさになれ!




どしゃぶりの日の、



ぼくの、きわめて個人的な青空。







+++++







溶解したぼくをかきあつめて




(少しくらい別のがまじったっていい)




びんに詰めて はちみつ代わりに使ってください。




ただしお皿を綺麗になめないと




海が汚染されるか




もったいないおばけが出ます。(もしくはぼくの復活)









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