わたしのヘリコプターが飛んでいく。 プロペラ、 その回転に目をまわすニンゲン続出、 わたしは彼等を とても優しいフィールド と呼んだ。 +++++ 割れた硝子で 子供たちはモザイクを作りはじめる。 「何を作っているの?」 「ドラゴン・キッドさ、」と子供たちは答える。 「彼にはもうスカイが無いことを証明するのさ」 「スカイは少し前に盗まれてしまった」 +++++ ちきゅうぎのきょくせんにそって わたしはからだをそらした +++++ 最後に残ったのは二枚貝の殻だった、と彼はうめいた。 殻は帰り際に海に投げた。けれども、 なんてことだ、ぼくは殻のちょうつがいに生えていた羽毛を見逃していたんだよ!
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