スカーレットの心のつぶやき
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「正しく生きる」という題名の本、
同じく鍵山秀三郎さんの著書だ。
初め、この題名を見た時
正直、ちょっと抵抗があった。
「正しく生きる」ってどういう生き方なのか?
どれを持って正しいと決まるのだろう?
そう思ったのだ。
勿論
人が生きていく上で
人に迷惑をかけ心配をかけ
法を犯し、人に疎んじられて生きるのではなく
誰かのために何かをして
感謝され、また感謝し
身の回りを整え
誰にも迷惑をかけず
綺麗な生き方をする方が良いに決まっている。
でも
人は生きていく上で
失敗もあり人を傷つけることもある。
親に心配をかけ
他人に迷惑をかける場合だって
あるのではないだろうか。
そんな思いがあったから
本を開くとき躊躇したのは確かだ。
しかし
この本の正しく生きる生き方は
平凡なことを徹底して継続して行うことが
超非凡になるということ。
人生を豊かに生きるための指針が
書かれていた。
出来ないことも多いが
私が普段からしていることもあった。
人として大切なことは何か?
それは相手に寄り添うことではないだろうか。
相手の気持ちになること
これはたやすいことではない。
人は何かを考える時
自分の物差しで測ってはいないだろうか?
私も私なら・・と考えることが多い。
人の心は見えない。
でも心遣いは見える。
気持ちも見えない。
でも気配りは見える。
目に見えないものを
様々な形で見る。
これが配慮だと書かれていた。
戦前の日本にはあったこれらのものが
戦後失われ
段々と殺伐な社会になっている。
行きにくい世の中になっている。
この世の中で正しく生きることは
難しいかもしれない。
でも、気配りと気遣い
そして、優しさを持った生き方をしたいと思う。
スカーレット
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