スカーレットの心のつぶやき
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2013年08月28日(水) 藤圭子の死

藤圭子が自殺した。

ひとりの歌手が死んだことが

こんなにも私の心に衝撃を与えていることを

私以外の誰も気づかないだろう。

藤圭子の歌手としての存在を

知っている人は

それなりに年を取った人だ。

今の若い人たちは

宇多田ヒカルの母として彼女の存在を認識するだけだろう。

藤圭子は私とほぼ同じ年齢だ。

私が大学生の頃にデビューした。

「圭子の夢は夜ひらく」や「新宿の女」は

低音部が特に良くて

低く響くその声に憧れたりもした。

彼女の生い立ちを知った時

私とは全く違うものだと思ったが

その後の彼女の生き方というか性格が

私に似ていると気づいたのは

今回の彼女の死によってだった。

彼女を死に追いやったものは

精神的なものだったと聞く。

それをただ、テレビの情報で知るだけだが

何か、私自身と重ね合うことが出来た。

そして、同時に

今まで、私の周りの人たちに与えてきた

気遣いや心配や腹立たしさや諦めや

様々な思いに対して

本当に申し訳ない気持ちになった。

また、こうして生きていられることに

夫や娘、そして姉や友人

勿論、亡き両親の御陰だという思いが強くなった。

私は、今とても迷っている。

悩んでいる。

今のままの生き方で良いのか?

もっと自分自身のことを思い

自分にとって幸せだと感じる生き方をしたい。

私が幸せだと感じることが

結局、私の周りの人たちを安心させ

幸せな気持ちになってもらえるのだから。

藤圭子の死によって

私もまた、ある意味、生まれ変わろうとしている。


スカーレット