スカーレットの心のつぶやき
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私にとっては、唯一血のつながった叔父が
一昨日の夜、亡くなったと連絡が入った。
叔父は満87才、私の母の弟だ。
叔父は松山の少し奥に叔母と二人で住んでいた。
心臓が悪くなってからは
それまでは元気でバイクにも乗って買い物もしていたが
それも、できなくなっていた。
二年前に母が亡くなった時も
叔父はお葬式にも来れない状態だった。
今年の夏、お盆に行ってみようと思いながら
それもせず、電話をしてみたが
つながらないので、叔母と話すこともなかった。
今月に入って、義母や夫がこういうことになり
私も叔父のことが気になりながらも
行くことができなかったことが
悔やまれてならない。
叔父は海の特攻の生き残りだった。
だから、叔父の家に行った時に
その話を聞いてみたが
叔父は戦争反対、天皇陛下を悪く言うので
私もそれ以上、話す気持ちにもなれなかった。
叔父には叔父の考えや気持ちがあったのだろうと思う。
叔父は腕の良い大工だった。
昔の大工さんは自分で設計もして建築していたから
私は誇りに思い尊敬もしていた。
耳が遠くなってからは
会話もスムーズにできない時もあったが
それでも、たった一人の血のつながった叔父だったので
私はとても好きだったし
母が生前には弟のことを心配していたのを知っていたから
もっと、叔父のためにしてあげることがあったのではないかと
悔やまれて仕方がない。
今夜が御通夜で明日がお葬式だ。
一人残った叔母の気持ちを思うとたまらない。
叔父の冥福を心から祈りたい。
スカーレット
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