スカーレットの心のつぶやき
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七夕・7日は過ぎたけれど
私が七夕の日に思うことを。
「七夕の日に」
毎年、夏休みが始まる頃、
愛媛県の山あいにある小さな美術館・ギャラリーしろかわ」で
「全国かまぼこ板の絵展覧会」が開催される。
平成7年に始まった展覧会は今年で18回目を迎える。
受賞作品が展示される部屋の片隅に、
命の大切さを説くように額に入れられた
「白い猫」の作品が飾られている。
題名は「うららかな頃に」。
描いたのは当時22才だった中沢裕美さん。
第1回に応募した裕美さんは、
応募から数ヵ月後の7月7日の七夕の日に白血病で亡くなった。
ご両親は、裕美さんが応募したことを知らず、
招待券が届いて初めて知ったと言う。
毎年七夕になると、
全国から裕美さんを追悼するたくさんの短冊が送られて来る。
そして、美術館の玄関の竹並木には笹飾りが飾られるのだ。
裕美さんの命は、白い猫の作品と共に、
美術館を訪れる人たちの胸に永遠に生き続けるに違いない。
今年も裕美さんの七夕の日がやって来た。
スカーレット
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