スカーレットの心のつぶやき
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昨日、午後から晴れるということで
姉と一緒に石虎亭へお昼を食べに行った。
ここに行くまでの道にも桜並木がある。
奥道後の山の桜もとても綺麗だった。
母が生きていた頃
私の運転で山桜を見せてあげたことがある。
母は子供のように歓声をあげていた。
奥道後の山桜を見ると
母を思い出し、ちょっと胸がきゅんとなった。
石虎亭へも姉が母と私を連れていってくれたことがある。
山で採れる山菜や
アメノウオの料理や猪の肉の料理などが出る。
昨日は桜を見るのと美味しいものを食べる目的で
石虎亭へ行ったのだ。
庭のしだれ桜も綺麗だった。
何組かの人たちが
やはり桜と料理を目的に来ていた。
私たちが駐車場に車を止めた途端
二匹の犬が庭を走っていたのがわかった。
先に来ていた人たちはお馴染みなのか
犬とじゃれている。
私もアズキを思い出して、可愛いなあと思った。
姉が尋ねると雑種犬だとのこと。
ご主人がとても可愛がっていると聞いた。
でも、首輪がしていない。
放し飼いだ。
そして、案の定トラブルが発生した。
私は少し長めの薄い生地のスカートを履いていた。
そのスカートは買ったばかりで
昨日、初めて履いた。
薄い金茶色にベージュの水玉模様がある
プリーツスカート。
春らしいし裾が揺れるのが好きで買った。
そのお気入りのスカートを
二匹の犬が噛んで引っ張ったのだ。
止めてと叫んでも犬はおかまいなして
ますます引っ張る力を強くした。
どのくらい時間が経ったのだろう。
私の声に飼い主が家から出てきて
その犬たちを連れていってくれた。
でも、ああ〜(´;ω;`)
私のお気に入りのスカートがべりべりに破れた。
薄い生地だから破れやすかったみたい。
気がついた時はもう遅く
右の裾が6センチくらいの穴
左は小さな点ゝの穴があいた。
ご主人が弁償しますと言ったけれど
同じスカートはもう売っていない。
手に入らないのだ。
高価なものではないが
私にとっては好きなものでもあり
初めて履いたということもあって
とても悔しくて気分も落ち込んだ。
犬を放し飼いにするのは如何なものかと思う。
犬の嫌いなお客さんも来る。
客商売、それも食べ物商売の店は
そのくらいのことは分かっていて当然。
結局、お昼ご飯の山菜定食は美味しかったけれど
気持ちがスカートにむいていて
何か落ち着かなかった。
お勘定を払う時に
おかみさんが、弁償として買った値段の金額のお金を
私に渡して、謝ってくれた。
それでも、気持ちは晴れなかった。
お金がほしいのではない。
同じスカートが欲しい。
弁償したから終わりだと思っているような気がして
釈然としなかった。
こんなことが起きるなんて想像もしていなかった。
言っても仕方ないけど、元に戻してほしいと思う。
スカーレット
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