スカーレットの心のつぶやき
つぶやき 目次過去未来


2011年10月12日(水) 夫が退院する

今日、夫が退院する。

母の一周忌のために帰省していた娘を

空港へ送って行った後で

夫を病院へ迎えに行くことになっている。

退院は喜ぶべきことだ。

5箇月に渡る入院生活は

夫から健康も自由も奪い

本当に病人にしてしまった。

肝硬変は依然残っている。

腹水が溜まらなくなったことだけが

唯一効果が出たことだ。

一時はもっと酷い状態になっていたので

私自身どん底に突き落とされた気分だった。

あの時のことを思うと

今日、こうして退院できるようになったことを

両手を上げて\(^^@)/して喜ぶべきだと

皆揃って言うに違いない。

しかし、私はそう思えないのだ。

自分のことを自分でできる状態になり

仕事復帰も一ヶ月くらいなら良い。

それがいつに復帰できるかわからない状態であり

家の療養生活がいつまで続くかわからない。

その分、私の負担が増える。

正直言って、

24時間夫と一緒の生活も気詰まりだ。

悪妻だと言われるだろう。

愚かだとも言われるに違いない。

分かっている。

私が一番知っている。

それでも、敢えてしんどいと言う私

夫の前ではこぼせないことだ。

夫にはよかったねと言っている。

私のことは二の次でいいのだ。

私さえ我慢したら良い。

私さえ努力したら良い。

私さえ自由を奪われれば良いのだ。

そして、夫のことを一番に考え

夫中心の生活をし

夫を見守り

夫のためにご飯を作り

夫がしたいようにしてあげることが

私の妻としてのつとめなのだから。

しかし、それは理想だ、

私にとっては苦業の日々になるのではないだろうか。

今から身構えてしまう。

私が身動きできなくなるような気がする。

私自身が潰されてしまいそうになる。

私自身が倒れるかもしれない。

ああ〜本当に不安でたまらない。

退院は嬉しいことだが

それを素直に喜べない

私は自分で自分が本当に嫌になってしまう。


スカーレット