スカーレットの心のつぶやき
つぶやき 目次過去未来


2011年08月23日(火) 夫との時間

昨日は、病院で夫ととても良い時間を過ごすことが出来た。

話は私が一方的に話す方が多いが

それでも、静かな夫の返事が帰ってきた。

夫は今履く紙パンツにしている。

そして、パジャマの着替えも一人で出来ない。

本当は夫の体力をつけるために

一人でさせるのが良いのだろうが

どうしても私が手伝ってしまう。

それは、一人では転びそうで危なっかましいのだ。

それでも、昨日はメモ用紙に

尿と便の回数を記録しようとしていた。

前の大きな病院では

大きな紙に線を引き、毎日飲む水分量と

便と尿の回数を綺麗な文字で記入していた。

でも、今回は記憶さえおぼつかなくなり

記録も全くしようとしなかった。

私が小さなメモ用紙に簡単に区切り線を引き

毎日、便と尿の回数を書けるようにしてあげた。

夫の文字があまりにも弱々しく

力の入らないものなのは気になるが

自分で記録しようとしている気力が嬉しい。

昨日、話した内容は大したことではない。

返事もあまりなかったが

私は夫と静かないい時間が過ごせたと思っている。

もし、今後、夫が益々悪くなっていったら

夫との会話もできなくなるかもしれない。

今は私の話すことは聞いてくれている。

内容は大したことはなくても

お互いに夫婦としての存在を感じることができたら

こんな嬉しいことはない。

来月9月1日は私たちの26回目の結婚記念日だ。

夫と病院で心ばかりのお祝いをしよう。

小さなケーキでも買って行って

今まで有難うと夫に言いたい。

色んなことがあったし、別れようと思ったこともあった。

でも、今、私は夫の傍にいて夫を看護している。

やはりこうなる運命だったのだろう。

だからこそ、別れずに今まで一緒にいられたのだから。

夫との時間を大切にしたい。


スカーレット