スカーレットの心のつぶやき
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2011年03月07日(月) 映画「太平洋の奇跡」

夫と映画「太平洋の奇跡ーフォックスと呼ばれた男」を観てきた。

前評判が高かったので映画館が混んでいるかと思ったが

月曜日ということもあって、観客は私たちを入れて8人だった。

この映画は日本人なら是非観てほしい映画だとのことで

私なりに相当期待があった。

涙、涙で感動すると聞いていた。

しかし、私が感動して泣くシーンはなかった。

ああ〜こんなことがあったのか・・とう気持ちで観た。

戦争末期のサイパン島で、

わずか百数十人の兵を率い、

最後は47人の兵の数になったが

圧倒的な米軍を神出鬼没の作戦で翻弄した、

と製作委員会は大場栄大尉らを称えている。

題名にある奇跡とはいったい何だったのだろう?

正直、私には理解できなかった。

大場大尉と異なり、玉砕・自決した軍人や

投降を拒みバンザイクリフから身を投げた民間人は多い。

そして、それは当たり前の行為だった。

大場大尉の本心は

投降せず最後まで戦い、民間人は助けることだったのではないだろうか?

しかし、極限状態に追い込まれ

日本が降伏したという事実を知り

玉砕せず、民間人200人を無事に収容所へ送り

そのあと、一人を除き毅然とした態度で投降した。

この映画の本質は、

日本人の知らないサイパン島での戦いを知ってほしいということと

大場大尉の変遷していく心の動きを描いたものだったのではないだろうか?

原作とは違うのかもしれないと思い

「タッポーチョ 太平洋の奇跡(ドン・ジョーンズ・中村定・訳)」を

amazonで注文した。

届いたら、映画を思い出しながら読んでみようと思う。


スカーレット