スカーレットの心のつぶやき
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2007年07月20日(金) 人生で二度

先日、ある尼僧がこんなことを言っていた。

「人は一生のうちに二度生まれる」と。

一度目は勿論、母親の母体から生まれることだ。

二度目は、それまでの自分の考え方を変え

生き直すことを言うとのこと。

誰でも、躓くことはある。

人生で挫折を味わったことのない人なんてほとんど居ないはずだ。

もし、居たらその人は幸せな人だと思う。

私もこの尼僧の言葉をよく考えてみた。

そして、私が生まれ変わったのは娘を出産してからだと分かった。

それまでの私は、恥ずかしいことだが

自分のことしか考えない人間だった。

何かが起きたら他人のせいにしていた。

親に甘え親に文句を言い、親を悲しませ、

本当に親不孝な子どもだった。

あの頃の私が人と普通に付き合うことが出来ず

自分ひとりの殻に閉じこもるような暮らしをしていたのも

皆、私の考え方が間違っていたからだ。

人は考え方ひとつで変わるものだったのに・・・

性格は変えられなくても考え方を変えることにより

毎日の生活も変わり、習慣も変わる。

良い方向に向けることが出来る。

私は結婚によって人生が変わるものと信じて結婚した。

でも、夫は親ではなかった。

失望したし自暴自棄に陥った。

何と無責任な私だったのだろう。

夫に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

そして、娘を産み、初めて自分の足で立つことが出来

子育てをすることにより私自身も育ったいった。

娘は私のとって宝であり命の恩人だと言っても過言ではない。

そんな娘に腹を立てている私を反省している。

もし、娘が居なかったら?

私はいつまでも立ち直ることも出来ず

自己本位な人生を送っていたに違いない。

否、この世にはもう存在していないかもしれない。

人生はやり直すことは出来ないが出直すことは出来る。

人生の折り返し地点を過ぎてやっと分かった気がする。


スカーレット