スカーレットの心のつぶやき
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2006年12月01日(金) かまぼこ板の絵展覧会

奥伊予の小さなギャラリーで開催されている

「かまぼこ板の絵展覧会」も残すところ後十日。

母と姉と三人で見に行ってきた。

今年の展覧会は忘れられない一生の思い出になりそうだ。

「人生泣いたり笑ったり」と題して描いたピエロの絵が

後援団体賞を受賞したのだ。

思ってもみなかった受賞の知らせは、

父が亡くなった日の朝、私の元へ届いた。

ベッド上の父に「私の絵が受賞したよ」と言うと、

父の苦しそうな顔に、一瞬笑顔が浮かんだ。
 
また表彰式が父の四十九日法要と重なり、

出席できないと諦めていたが、

館長の浅野さんから

「お父さんの遺影を持って出席して」と強く言われ、

法要の途中で抜け出し出席することにした。

父の写真を胸に抱き出席した私は、

審査員はじめ大勢の人たちから大きな拍手をいただいた。

父への最後の親孝行が出来たと思うと、

胸がいっぱいになり、

「有難うございます」と答えた声は震え、言葉にならなかった。
 
一枚の小さなかまぼこ板には、

描く人の人生や物語がある。

まさに「絵はこころの手紙」だ。

来年も私の思いを絵にしよう。

そしてたくさんの感動をもらいに展覧会を見に行こう。


スカーレット