スカーレットの心のつぶやき
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十一月二十二日、今年も「いい夫婦の日」がやってきた。
この日が来るたびに、
いい夫婦ってどんな夫婦なのだろう?と考える。
今年六月に亡くなった私の父と、
今も元気で居る母は
結婚して六十年という長い年月を夫婦として過ごしてきた。
結婚生活は山あり谷あり、
泣いたり笑ったりの連続だ。
私が小学生のころ、
二人が大喧嘩をして、母が家を出ると言いだしたことがある。
私は、どうしたらいいか分からなくて、
母の手をぎゅっと握って、
「母ちゃんと一緒に行く」と泣いていたことを覚えている。
また、揃って酉年生まれの両親は、
いつも、小さな口喧嘩を繰り返していた。
そんな両親を見て正直
「あんな夫婦にはなりたくない」」と思ったこともある。
でも、喧嘩しない夫婦は居ない。
父が亡くなってから、
母は、毎日、父と言い争っていた頃がとても懐かしいと言っている。
喧嘩してでも良いから生きていて欲しいとも言っている。
そんなものかもしれない。
夫婦は、長い時間の中で、
お互いに空気のような存在になり、
居てくれることの有難ささえ忘れてしまう。
「いい夫婦の日」はそれに気づかせてくれる日だ。
今夜は「有難う」の気持ちを込めて
夫の好物でも作ろう。
スカーレット
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