スカーレットの心のつぶやき
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2006年11月06日(月) 昭和天皇

皇室について、

また天皇について考えることは

時に右がかっていると思われることがある。

最近では国旗を掲げる家々も少なくなっている。

私がたまたま皇室について、

昭和天皇について考えるきっかけになった本が

木下道雄著「天皇と國民」という本である。

この中で昭和天皇の人柄をあらわす事柄に触れることが出来た。

私を捨て、民のことのみを思う天皇の人柄、

先の大東亜戦争の責任を

天皇が一人で負うと決め

マッカーサーと秘密裏に会談したこと、

民衆と一体になることが

天皇の思いであったことなど

今まで知らなかったことを知ったとき、

私は涙を流していた。

大和言葉に「うしはく」と「しらす」という言葉がある。

「うしはく」とはある地方の土地、人民を我が物として

即ち私有物として領有支配をすること

「しらす」とは、人が外物と接する場合、

即ち、見るも、聞くも、嗅ぐも、飲むも、食うも、

知るも、みな、自分以外にある他の物を

わが身に受け入れて

他のものと我とが一つになること、

即ち、自他の区別がなくなって

ひとつに溶けこんでしまうことを言う。

今では「うしはく」という言葉は死語になってしまったが

「しらす」は「しろしめす」という言葉のように残っている。

この天皇の心は今のこの現代に必要不可欠の心のように思う。

昭和天皇は戦争という時代を生き抜き

ほかの天皇に比べてとても難しい時代を生き抜かれたように思う。

でも、昭和天皇が居たからこそ

今の平和な日本が存在すると思っても

決して過言ではないように思う。

終戦の時に詠われた天皇の歌。

「身はいかになるともいくさとどめけり ただふれゆく民をおもいて」


スカーレット