スカーレットの心のつぶやき
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2006年09月29日(金) 食べられる幸せ

食欲の秋到来。

昨日、定期考査で昼前に下校する高二の娘と待ち合わせて

お昼を一緒に食べた。

注文したランチを美味しそうに平らげる娘を見ていて

何だかとても嬉しくなった。

食欲は人間の本能であり、普通の行為である。

そんな当たり前のことがあの頃の私には出来なかった。
 
大学一年の秋、失恋と心臓手術への不安から拒食症になった私は、

やがてお決まりの過食嘔吐になり、

地獄の日々を過ごすようになった。

何とか大学は卒業できたが、

体重は三十キロ以下になり、

ついに大学病院へ入院してしまった。

入院している間は吐く事もなく体重も増加するが、

家に戻るとまた元に戻ってしまう。

結局、花の二十代は入退院の繰り返しで

青春を楽しむどころではなかった。

今もまだ食べることへのこだわりというか意識がある。

本能のまま食欲のまま食べることが出来ない。

つい頭で食べてしまっている。

お腹がいっぱいになるまで

縛られずに食べてみたい気がする。

ちょっぴり太めの娘が

ダイエットの言葉を口にするたびに不安になる。

娘には私と同じ道を歩んで欲しくない。

食べられる幸せって最高だから。


スカーレット