スカーレットの心のつぶやき
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食欲の秋到来。
昨日、定期考査で昼前に下校する高二の娘と待ち合わせて
お昼を一緒に食べた。
注文したランチを美味しそうに平らげる娘を見ていて
何だかとても嬉しくなった。
食欲は人間の本能であり、普通の行為である。
そんな当たり前のことがあの頃の私には出来なかった。 大学一年の秋、失恋と心臓手術への不安から拒食症になった私は、
やがてお決まりの過食嘔吐になり、
地獄の日々を過ごすようになった。
何とか大学は卒業できたが、
体重は三十キロ以下になり、
ついに大学病院へ入院してしまった。
入院している間は吐く事もなく体重も増加するが、
家に戻るとまた元に戻ってしまう。
結局、花の二十代は入退院の繰り返しで
青春を楽しむどころではなかった。
今もまだ食べることへのこだわりというか意識がある。
本能のまま食欲のまま食べることが出来ない。
つい頭で食べてしまっている。
お腹がいっぱいになるまで
縛られずに食べてみたい気がする。
ちょっぴり太めの娘が
ダイエットの言葉を口にするたびに不安になる。
娘には私と同じ道を歩んで欲しくない。
食べられる幸せって最高だから。
スカーレット
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