スカーレットの心のつぶやき
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昨日一日の中で
朝9時20分から10時40分の間は
私にとって心に点滴をしているような時間だった。
一滴一滴、
命の水が私の体中に染透ってきた。
まるで枯れ欠けてしおれていた花が
新しい水を得て甦ったかのように、
私の心と体に元気が出てきた。
この1時間20分の世界は
私にとって一番大切にしたいと思っている時間だ。
受話器の向こうから聞こえる
あの人の息づかいに私の心は震えた。
昨日の私は一方的に話すあの人の話を
一句も逃さないように一生懸命に聞いていた。
途中で言葉を挟んだこともあったけれど
本当は私は一言も言わず
100%あの人の話を聞きたかったくらいだ。
時事問題や戦争の話、
日本人の素晴らしさについて話をしてくれた。
途中であの人は泣いた。
巣鴨プリズンに収容された戦犯たちの元へ
慰問のために訪れた歌手や落語家、
そして野球の試合やヴァイオリンの演奏家たち
皆の心は一つだったと言う話を
あの人は涙を流しながら話してくれた。
本当のことを知って欲しいと言われた。
事実を君自身で確かめて欲しいとも言った。
私も今「東京裁判」という本を読んでいる。
戦勝国は負けた国を裁いたという話は
この「東京裁判」だけだ。
そしてこの裁判は間違いだったということも
段々と分かってきた。
昨日のあの1時間20分の世界は
私を現実を見つめるという真摯な態度にさせてくれた。
こういう友人を大切にしたいと思う。
何気ない会話も良い。
HPの話やブログの話しも良い。
でも、私は私自身の趣味であるピアノや音楽の話、
そして経済や時事問題や
今の日本がどういう風にあるべきかと言った話もしたい。
私自身の今後の生きる道や
一番大切なものは何かということ、
そして幸せとは何かということ。
それら全ての話のできるあの人との時間を大切にしたい。
電話の向こうで聞こえていたオムレツを作る音、
私と話をしていた間に冷め切ってしまっただろう。
でも、私の心は温かくなった。
意味のある貴重な時間を持てたことに心から感謝したいと思う。
スカーレット
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