スカーレットの心のつぶやき
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2005年12月25日(日) クリスマス

今日はクリスマス。

「メリー・クリスマス」というお祝いのカードが友人たちから届いた。

やはり嬉しいものだ。

でも、昔に比べると

クリスマスに対する感じ方が変化してきた。

私が子どもの頃は

まだお正月行事の方が盛んだった。

クリスマスを祝うことなどしなかったような気がする。

大人になって青春真っ盛りの頃も

恋人とクリスマスを過ごした記憶がない。

きっとあの頃は

恋人と過ごすクリスマスよりも

クリスマスに食べるケーキの方が

私にとっては重大なことだったのだろう。

食べて吐くという行為に嫌悪感を覚えていたが、

それでも、自己嫌悪の毎日の中で

唯一食べている時は何もかも忘れることが出来ていた。

決して美味しいとか

楽しいとか思って食べていたのではない。

心の中で泣きながら食べていた。

とにかくお腹いっぱいになって

もうこれ以上食べることは出来ないと思うほど

食べて食べて・・・

冷蔵庫の中を漁るくらい食べて、

大きなアイスケーキを丸ごと食べて

お腹を壊したクリスマスもあった。

今思うとまるで嘘のようだ。

子供が生まれてからのクリスマスが

一番楽しかった気がする。

それもまだ子供が小さい頃、

夫がサンタの格好をして

皆着飾って、

ご馳走を並べて、

両親も元気で食卓を共にしていた頃の

あの楽しかったクリスマスの思い出が

今も蘇ってくる。

娘が成長するにつれて

派手に祝うパーティーはしなくなった。

その代わりに三人でささやかなディナーを食べに行くようになった。

今年は23日に行って来た。

心ばかりのプレゼントの交換をして

ほのぼのとした幸せを感じることが出来た。

キリスト教信者でもない私たちが

こうしてキリストの誕生を祝うなんて

何か変な気がするが

今では年中行事になってしまった。

恋人と二人だけのクリスマスを過ごせなかった私は

今頃になってあの人と二人で過ごせたら

どんなに良いだろう・・と思う。

叶わない願い。

でも、心の中で話しをして

心の中で笑いあっている。

ハハハ・・・

笑っちゃうね。

そんな私は、今夜はケーキを買って来ようと思う。

そして家族で二度目のクリスマスをしようと思う。


スカーレット