スカーレットの心のつぶやき
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2002年07月17日(水) 自分史

「思いつくままに」を 毎日書いていて 思ったことがあります。

人は一生に一作は 私小説(自分史)が書けるのではないか?と。

私の場合は 皆が経験していない 病気との闘いを

書いてみようかと 思っています。

私が 今まで生きてきた証として また これから 生きていく

未来へ続く道の道しるべとして、書き残しておきたいと

思うようになりました。

私がまだ 結婚する前、母が自分のことを私に話してくれたことが

あります。

母は普段は口にすることはありませんし その時に話してくれたのが

最後になるかもしれません。

でも、娘として 同性の母親の行き方を知っておきたいと思いました。

母がどんな青春を過ごしてきたのか? また どうして父と結婚したのか?

そして、姉と私を生み育ててきた時の気持を 知りたかったからです。


母はまるで自分史を語るみたいに 私に話してくれました。

昔のことですから 記憶が前後しているかもしれません。

そして 時間は残酷にも 忘れてしまうという行為を 母に

与えてしまったかもしれません。


ただ 母が話してくれた母のことは 私が色々と経験してきたこととは

全く違いますが 母は母なりに 苦労したのだなあと

思えることばかりでした。

娘は 私と違って 母親つまり 私のことなど

興味もなく 知りたいとも思っていないかもしれません。

でも 娘が成人して 結婚して 同じように娘を持って

私のことを 思い出してくれた時、娘に尋ねられて


私の存在が消えてしまっているかもしれません。

だから 自分のためまた娘のために 少しずつ 自分のことを

書いてみようと思っています。





スカーレット