2005年10月26日(水) |
【日シリ第四戦】●阪神2−3千葉ロッテ 甲子園 |
勝負師って、ずっと戦っていないと、勝負勘を失うものなんだな。 今日観てて、そう思った。 9月7日、ナゴドで神になった岡田彰布だが、日本シリーズに入るまでの間に、少しボケてしまったようだ。 「来季からの事もあるし、濱中は守備に就かせない。」と発言してたのは誰だよ?? どうせ使うのなら、何故先発で起用しないんだ。 福原の特攻登板も、やるなら昨日からじゃなかったか?? もう1点もやれない場面で、能見というのもなぁ。。 結局、岡田には、まだ日シリで采配するだけのものが具わっていなかったという事か。
もう終盤には、選手も追い詰められていたのがよく判る。 シーツのセーフティなんて、ネガティブシンキングの最たるものだよ。 絶対、併殺が頭に浮かんだから、やったんだよな。 代わったばかりの薮田は、制球が安定せず、先頭の鳥谷を歩かせてくれたのだから、ここは、待球すべきだったのではないか。 実際、上げてしまった球は、浮いたボール球だろ?? このワンプレーで、実質終戦していたのかも知れないな。 落ち着いた薮田は、金本・今岡に、彼等が絶好調でも打てないような投球(配球といった方がいいかな)を披露した。
で、最後、、矢野のバントであるが、それは定石通りなんだけど、一か八かのエンドランと頭に浮かんだのは、私だけだろうか。。 「まず同点」がセオリーなのは、よく解る。 しかし、ここまでの圧倒的な劣勢の状況を考えると、9回一気に逆転サヨナラ!ぐらいの感じで攻め、流れを強引に引き寄せる方が良かったのではないかと考える。 まあ結果論だから、仕方がないけどね。
さて、ぼやきはここまでにしてと、、 このシリーズ、やっぱどこかに千葉を嘗めてるような部分があったんだろうなと思う。 我々、ファンもね。 31年振り??俺達は2年ぶりだぜ!!日シリはそんなに甘くねぇぜ!!みたいな。。 ソフトバンクが来てたら、挑戦者になれたのかもしれないけどね。 横綱気取りとまでは言わないけど、どこか「受け」の姿勢があったのかもね。 予告先発受けたのだって、絶対嘗めてたんだよな。 どう考えても、千葉有利だし。 バレンタインも、監督会議で岡田が言い出した時、ほくそ笑んだに違いない。 しかし、予告先発受けて、4連敗かよ(笑)
さあ、まあ、少しは千葉を見習って、ポジティブシンキングで現実を捉えてみようか。 バレンタインもお立ち台で言ったように、今、阪神は一番人気のある球団になったらしい。 それで球界の盟主を気取るなんて、まだまだ早すぎるってもんだ。 常勝チームを作るという発想が本当にあるならば、今のレベルなんて、全然だって事を教えてくれたと解釈しよう。 これで来季の目標もはっきり出来たし、楽しみも増えたではないか。 そう思えば、少しぐらい千葉に感謝してもいいかもしれない(笑)
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