2003年07月21日(月)
犬か猫を飼わないと退去、だなんて。 ニュースによれば、交通の便など立地がよいところにできた公営住宅が入居者募集に際して設定した条件が「動物の飼育」。むしろ動物飼っちゃいけません、が賃貸の常識だったのに対して動物も飼えます、おまけに人気がでる場所に建ってるということで高倍率の抽選になったらしいのです。 「当たったー」てなものだったのですが、いざ入居となったときに「犬か猫を飼うことが絶対条件」「犬か猫を飼わないなら退去」とお達しがあったらしい。 新聞記事によれば事前説明では他の動物でも何でも構わないと受取れる内容だったので住人は戸惑っているということなのですが。
この話の釈然としない点。 -立地がよいのでペットを飼いたく無い人も応募しているっぽい -その場合は犬や猫必須ではないと考えたいので、たぶん都合よく解釈 -どうせ基準はおおはばに緩められてしまうのでしょうが、それじゃあ何のためのペット特に犬猫可なの?
犬猫必須、飼わないなら退去は一見ひどいと思えます。しかし、これから何年も住んでゆくわけです。もともと犬猫に理解のないひとにとっては耐えられない環境になることでしょう。そのうちに「住人から」苦情が出るかもしれません。うちの金魚はうるさくないがお宅の犬は吠える、とか。
さらに、犬も猫も大嫌いな方にとってはつらい毎日でしょう。事前説明の徹底も大切ですが、不都合な情報に目をつぶると損をするなあと思います。大嫌いな動物と毎日同じ建物で過ごさなくてはならないのです。
いままで飼おうとは思わなかったけど、本当は犬猫好きな方ばかりで、犬猫と楽しく暮らせるところだといいなと思います。
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