2002年05月16日(木)
やけに蒸し暑い日がつづいて、昼をすぎたころに暑さとからすの騒ぐ音で目が覚めた夏、工事作業のトラックが停められた敷地では木造の古い家がばりばり崩され、庭の松の木があっというまに倒され、更地になってしまったところにもとはといえばからすの巣があったらしく取り壊された家にはもう何年も住む人もなかったようでからすには楽しいわがやであったはずなのにその夏は暑いなかをからすの集まる声が早朝から続いてからすのひなはもう孵っていたのかと思うと嫌な夏だった。コンビニから帰るとちゅうに、真夜中だというのにからすの鳴き声がするのでそんなことを思い出して、かといって雨戸の戸袋に巣をかまえられるのはからすに限らず困るのがこの季節。
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