頭痛がする。 「南、先生が呼んでたよ。職員室来い、って。」 「え、あ…わかった有難う」 答えながらも、頭痛がずきずき激しくて、多分これは隠しきれてない。 階段を降りて、一階の職員室に顔を出す。 「すいません、なんか呼ばれたらしいんですけど」 「ぁあ南……お前、亜久津と……クラスも部活も一緒、だったよな?」 「…あー…そうです、けど……?」 「……これ、渡してくれないか?」 苦虫を噛んだような顔をして、彼は一枚のプリントを南に渡した。 「……なんかの課題…ですか?」 「…そうなんだが……あいつ授業に来なくて渡せなくてな……ちなみに〆きりは来週末だから…」 「はぁ…」 また、頭がズキリと痛む。 思わず顔を痛みで顰めると、教師は心配そうな面持ちで南を見た。 「…また胃か…?…大変だな若い時からそんな…」 「はは……まぁ、どうにかなりますよ」 こういう瞬間、酷くうんざりする。 -- 私が今頭痛いからなんか無理矢理書いただけ…
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