小説の構想やら更新予告やら短い話やら。
誤字脱字やら単語が中途半端に途中だとか色々あるけど気にしない。

http://www.enpitu.ne.jp/usr8/89649/

船長おめでとう。
2002年05月05日(日)

ルサンですよ。






+

「しまった、寝過ごした」
もう日が登り始めた頃、サンジは目を覚ました。
そして予定よりも遅く目覚めた事に気づき、あわてて、しかし極力音をたてないように、ハンモックをおりた。
腕まくりをしながらキッチンへと半ば急ぎ足で向かう。

(あと一時間もすりゃあ皆起きちまうな…クソ…よりによって今日寝坊するなんて……間に合わねぇ…)

コツコツという音が嫌に響くのを気にしつつ、サンジはキッチンに入り、椅子に掛けておいたエプロンを取り、羽織った。
そして止まる事なく料理機具と材料を取り出した。





「……ん‥…」

一方ルフィは目を覚ましてすぐに、サンジがいるはずのハンモックを見て、起き上がり、そそくさと部屋を出た。




「サンジ?」
「ひゃあッ!」

キッチンの扉をあけると、そこには何やら作っているサンジがいた。
ルフィの声に相当驚いたらしく、もう少しで抱えていたボウルを落とす所だった。

「…………何つくってんの?」
「へ?!…あー…なんだ…えっと…その…(ヤベ…見つかったら意味ねーじゃん…)」
「サンジ?」
「………ケーキ」

しばらく考えた後、サンジはばつが悪そうに視線を床に落とし、答える。

「ケーキ?うっわマジで?サンジ、食わせろ!」
「わ・馬鹿まてまだ途中だ!」
「駄目なのか?」
「駄目だ…てかお前の為に作ってンだから言われなくても食わせてやるから。」



++
久々のルサン。どうにももとから短かったりするので、今日もまた微妙な所で切る。
これはすぐあげられそう。
ていうかあげられないと船長の誕生日祝えないし!
てか途中で「亜久津!」って無意識に打っててマジでビビった。
やばい、相当好きらしい。(以前バクマリかいてててサンジ、と打った事もある)




BACK//NEXT//LIST

フリッカー