2004年03月03日(水)

■ けっして拾うことができないもの。

1日40時間あればと願うぼくだが、
忙しいこととそれはイコールでは全然なくて、
むしろ暇を持て余している部類に入るんじゃないかと思う。
ただ、その暇な時間にやりたいことがたんとある、と。

だから、同じように時間がないと嘆きはしても、
時間に追われているビジネスマンなどとはちがい、
よくいえば時間を追いかけ回している感じ。
もっと追いかけたいので40時間ほどよこせ、と。

そんなだから、暇だ退屈だという人が理解しづらい。
ぼかぁ常々思うんだが、人としての厚みだの奥行きだの
深みだの(全部一緒か?)、そういうものって、
ひとりの時間をいかにして過してきたかで決まってくるんじゃないか?

命を粗末にする奴も困ったものだが、
その命をこっちによこせというほど切実ではない健康体のぼくは、
時間を粗末にするな、いらないんならぼくにくれ、
とは声を大にして言ってもみたい。

目の前で捨てられているのがわかっていても、
けっして拾うことができないものがこの世にはあるのだ。


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