2002年06月17日(月)

■ そんな町での夜遊びは

赴任直前、こちらの詳細な地図をもらった。
アパートの1室に至るまで居住者の名前が記載されているような。

うちはマンションとはとても呼べない、
でもアパート扱いするにはちょっとナニな、
まぁ、ハイツとかコーポとかその類だろうと思われるのだが、
その1室にキャサリンなる名前を発見して、一同色めき立ったのだった。

一同つったら、文字通り一同。
赴任する者もそうでない者も、その場に居合せた全員、
といっても男性ばかりだが、おおぉっとどよめいたのだった。
恐るべしキャサリン。名前だけでこの反応。

しかし、キャサリンとはいったい誰か。
ある者は夕方になるとヒゲが生えてくる人ではないかと推測し、
またある者は、ロシアから来た妖精ではないかと願望した。
ちなみに、後者はぼくではない。

そのキャサリンさん、いざ赴任してきたらば、まさにぼくの隣人だった。
ヒゲも生えていなければ、カムチャッカを越えて日本車を買いに来たわけでもなく、
カナダの姉妹都市からやって来た、高校の英語教師というのがその正体。
だよなぁ。だいたいロシアでキャサリンなんて名前ありか?

というわけで、北海道にて初めてのジョギング。
午後8時半だというのに、人っ子ひとり姿を見せない。
それはそうだろうなぁ。昼日中でも誰もいないのだから。
集中できるし、信号やなにやかやで中断させられることもないかわりに、
ちょっと愛想なしですな。というか、ひどく。

そんな町での夜遊びといったら、
それは即ち、花火とか夜這いじゃないかとぞ思ふ。

 ☆彡

近日中に写真、アップできるかと思います。
畑違いの仕事させられてめげてなけりゃね。


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