母のタイムスリップ日記
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2013年10月02日(水) 出来るところまで。。。


昨日は介護者の会の日だった。
会が立ち上がって10年余だが 会に問い合わせをして積極的に会のことを知ろうとしてくれた特養の職員は初めてのこと。
じっと聞き入っていた。
入所するまでの介護家族の心を学びたいと言っていた。
「現場の職員も含めて交互に参加させてください」と言われた。

一昨日は会報を読んだ役所の人から情報提供があった。
少し学びたいこともあるので近いうち担当課を訪ねてみることにした。

デイからはまた母の体調のことで連絡帳に記載があった。
デイの職員が感じていることを知らせていただけるのはありがたいこと。
でも過去に同じことが起きて長くその症状が続いたあと気が付いたら綺麗に消えていたということもある。

今は過渡期だから見極めるまでかかりつけ医や家族の判断やデイでの判断で総合的に見て行きたいな。

そして今日 またもやデイからの申し入れがありガクッとした。
送迎の折 職員の介助を目の当たりにするが力を抜きながら上手に介助できる人と思い切り力を入れる人とがいることは見えていた。
「そんなに力まないでも大丈夫よ」と伝えるのだが理解できる人とできない人がいた。介護のセンスの問題だ。
でも「そちらの努力不足」という言葉を飲み込んで「1人でやれますから…」と受け入れた。
介護が始まった頃には手を引かれたら困るなと思うことが多かった。
でも今は「無理なら1人でやるよ」という気持ちになる。

数分後 電話がきて「これまで通りで…」ということに落ち着いた。

過渡期だとは分かっているが家族はそう簡単に受け止めきれないのですよ。「もしかしたらよくなるかもしれない」という気持ちは案外強いのですよ。
もちろん背中合わせに「もうだめかも」という気持ちもありまして非常に微妙な心理状態になるのですよ。

今日は母と1日一緒。
トイレ誘導でトレパンやパットは全く汚さずに過ごせた。
入浴介助もシャワー浴ながら1人介助。

笑顔と頷きとが戻りつつある。
食事もいつものペースを取り戻しつつある。

昨日デイから帰った時うつむき加減で眠っているように見えた。
トイレの前まで誘導したら「わははは」と声を出して笑った。
トイレでは「大」「小」排出。
ほほほう。
夜間の泣く声もトイレタイムと分かってきた。
母の気持ちを受け止めながら出来ることをほそぼそやって行きましょうっと!


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