母のタイムスリップ日記
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2013年09月05日(木) |
嵐の夜だったけれど… |
昨夜 母は久々に9時前に寝入った。 布団に入っても目をパッチリと開けて10時過ぎても寝入ることがない日が続いていた。
就寝後のトイレ誘導も割にうまくいくようになった。 介助がうまくいかないと母も私も非常につらい状況に陥ってしまうので介助力が平均して安定させて行く必要があるんだなぁ。
今朝までは家の中に車椅子を置いていた。 家の中で使わなくなっても非常事態のためおいていた。 でも夕方からは車椅子は外のみ使用にした。
抱える介助なのだが片足をつけるようになって大分楽になった。 でも 母の足は支えがあっても交互に出ない状態だ。 もとに戻る可能性は低いかもしれない。 それでも母の気力を維持していくために少しだけ努力しようと思っている。
昨日の夕方 焦点の定まらない表情の母の耳元で賛美歌を口ずさんでみた。 母は目をパッと見開いた。 数曲歌ってからCDに替えた。 母はジッと聴きいっていた。 それから母の表情が戻り姿勢も乱れなくなった。 ♪よ・か・っ・た・♪良かった。
昨夜は 強い雨とツンザクような雷鳴に眠れない夜を過ごしたが母はぐっすり眠っていた。
今朝も笑顔はなかったけれど穏やかに目覚めて着替えをした。 食事はゆっくり目で摂取し水分補給の途中でデイのお迎え」がきた。 残る分はデイで補充していただくことにした。
夕方 母はシャンとして帰宅。 職員も「前回より良い状態になってきましたね」と言っていた。
夕食も順調に食べ終えた。
就寝前に気持ちが不安定になって時折泣いた。 アロマオイルを垂らして 耳元で賛美歌を歌い頭を撫でていたらすーっと寝入った。
認知症の人は自分で気持ちを立て直すことは難しいので 自分に出来る事を探りながら接して行かねばならないなぁ。
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