母のタイムスリップ日記
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今朝もトイレで「大」排出。 調子の良いスタート。
食事も定量をいいペースで食べることができた。 食べる事と排泄が順調だと母の生活の質が良くなる。 座位も保てるし笑顔も多くなる。
デイの迎えの車に乗り込む時「あら パーマかけましたか?」「はい」 「やっぱり表情がかわりますね」と職員が言ってくれた。 嫌がるなら行かないが母もじっくりしているので…。 近所の床屋さんが「これだけ動くのにパーマをよくかけられますね」と美容院の人を褒めていた。 美容院では ずっと母の隣にいて必要な時には「ちょっと我慢してね」と話しかけながら頭を抑える役目の私。
母を送り出して朝食を摂っているとデイから電話があった。 一瞬ひやりとしたが…「連絡帳家にありませんか?」とのこと。 今朝は特に申し送る事もなくて「お世話になります。元気です」と記してバックに入れた記憶があるが…。 「直ぐ探します」と置きそうな場所をみたが見つからない。 「家にはないようです」と伝えたら「ありました。陰に隠れていたそうです」と。やれやれでした。
それから大急ぎで身支度を整えてバスに乗り込む。 それから電車に乗り 乗り換えてまたバスに乗って叔母の入所している施設へと向かった。 バスを降りた時反対方向のバス停で待つ人が1時間経ってもバスが来ないと言っており慌てた。 「母の帰宅前までに家に戻れるだろうか?こりゃ大変だ!」 ここまできて帰るわけにも行かず ひとまず叔母の施設へトットコ。
自分のお弁当を持ってきたのでおばと一緒に昼食を摂った。 叔母は箸とスプーンを使って食事。 普通食だった。 前回の時の職員の説明では ご飯をかきこむように食べるのでぽろぽろ零すといっていた。 急がないように食べるように留意していますと言っていた。 今日の様子を見る限りゆっくりと零さずにたべていた。 ご飯が少しかたい様子で時折噎せていた。 「ん〜お粥の方がベストかな」と思ったが今日は何も言わずに…。
全部食べ切った。 噎せた時には目をうるうるさせて 鼻水も出た。 持っていたポケットティッシュを出して目を拭いて鼻水も拭いた。 「ありがとう」と叔母さん。 途中「遠くから来てくれてありがとう」と叔母さんが言った。 勿論先に挨拶はしたが…よくは覚えていないだろうと思う。 「おじちゃんは?」と聞いたら「仕事で出張しています」と。 確かにおじちゃんは出張が多かったから。
食事を終えて「部屋に移動したいのですが 車椅子はどれですか?」と伺うと今は車椅子は使っていないとの事だった。 エッと思ったら腰の高さの歩行器を出し「これを使って歩いています」と言われた。 そうか…よく頑張ってくれているなぁ。 良く見ると他の方も職員が介添えをして歩いてもらっている。 ちょっと嬉しくなった。
部屋でゼリーを食べて貰って…。 時計をみるとそろそろ帰宅時間。 「また来るね」と挨拶して施設を後にした。
バス停でしばらく待つとバスが来た。 胸を撫で下ろして家へと向かった。
家に着いて急いで夕食の支度。 夕餉のかおりがたつ頃に母はデイより帰宅。 テーブルについて柿を食べて貰った。 「どうもありがとう」とぽつんと声が聴こえた。 …「おおっ!やったね」…と心の内。 「いえいえどう致しまして」と返事を返した。
夕食もしっかり摂取できた。 休息後トイレ誘導で「大」排出。 それから洗濯物たたみを見守って貰って就寝。 就寝後 なにやら寝言。何を言っていたか聞き取れなかったが 楽しい雰囲気の声だった。
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