母のタイムスリップ日記
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2012年08月10日(金) 介護の周辺


 昨夜2時過ぎのトイレ誘導から今朝までの「小」は量や色から見るかぎり問題なしだった。
夕食時に水分摂取しておいて良かったなと思う。

今日から母はショートステイ。
今回は会議等は入っていない。
少し 頼まれている事の準備は必要だけれど…。
ショート中は家の片付けの予定。ちょっとは息抜きもしようと思う。

今日は町内でサロンを開く日。
「ショートに送ってになるので遅くなります」と連絡しておいた。
が ショート先から電話が入り30分ほど早目に迎えにくる事になった。
この30分で薬の調整のメモを訂正しようと思っていたので少し慌てたが間に合った。
けれど 母に持たせるはずのOS1ゼリーを荷物に入れ忘れてしまった。
今朝は お茶の他にOS1ゼリーも飲んでもらっていたので 明日届ける事にした。

サロンが終わってから いろいろ頼みごとがあって介護中のご近所さんや知り合いを訪問。
介護者の会の仲間ではないし認知症もない在宅介護中の方だ。
頼みごとは了解いただいたが その時の雑談で介護のこぼれ話をうかがった。
こぼれ話とは ケアマネの力量の差。
介護者の会の中で聞く限り 最近は大分良くなってきたのかと思っていたのだが…。

ケアマネによって地域で提供されるサービス認識に差があると感じたのだ。
介護者の会に参加する人は 他の人のサービス利用を知って必要な時に利用できるサービスをある程度理解できる。
けれど 一般の人はそうは行かない。
介護を手助けしてくれる人なので助けて貰っているという意識があり間違っているなんて考えない。
ケアマネに「〇〇です」と断定的に言われると「そうなんだ」と思われるようなのだ。

全てのケアマネがそうだと言うつもりはないがケアマネ次第で介護が変わるのは平等でないなぁと思った。

それと会の仲間で気になっている方の所に電話をした。
一度目は留守。
二度目で認知症の当事者が電話に出たので「いらっしゃいますか?」と尋ねたら「今 外出しています」と応えてくださった。
この返答に「あ まだちゃんと電話応対ができるんだな」ととても嬉しくなった。

夕食の済んだ頃に電話してみようと思っていたら 向こうから電話がきた。
当時者の方の伝言があった訳ではなく相談したい事があって電話を下さったとの事だった。

そこで 長いお話をお聞きした。
其の中でとても印象に残ったのは 
「あなたのしていることは虐待です。虐待する事により 当事者はより認知症の混乱が生じてくるのですよ」と話してくれたという精神科医の存在だった。
いきなりそう言った訳ではなくて
介護者の虐待を感じ取ってゆっくりゆっくり信頼関係を作り上げて話されたようだ。虐待とはいっても 暴力ではないのだが…。
これまで そういう精神科医はいなかった。少なくとも私の周囲では見当たらなかった。

そういえば 先日地域包括の職員の方も虐待をきっちり受け止めて対応するという話をしていた。
「ケアマネは介護者との関係性の中で甘くなってしまいがちなのですが 今後勉強しながら適切に対処できるようになっていくと思います」とも言っていた。

虐待から守る動きが整いつつあるのだろう。
10年前と比べると随分と変化してきたと思う。
ただ この虐待も介護者を責めるやり方ではないようにと願っている。

介護仲間をサポートした精神科医は「話したくなかったら無理に話さなくといいですよ」と常に言ってくれるようだ。
介護者に心のゆとりを持たせるように工夫し自分で気がつける状態になった時に虐待の話をなさったのだなと感じた。

虐待と指摘するのは簡単だが 介護者だって疲弊している訳だから介護者も救いあげるのが大事だろうと常々感じていたので嬉しかった。


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