母のタイムスリップ日記
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母の全体重がズシッとかかっていた先週。 介助していると母の口が肩のチョイ下にあり涎や唾でぐっしょり濡れて冷たく感じた。 トイレでの手当ても「ふぅ〜」とため息が出そうになった。いや1回くらいはため息をついていたかも…。
母と共に歩む道は楽しい事もあるけれど 自分を大事にしたいと考える時もある。 母も辛いだろうことも充分承知している。
今週は 足も床に着いて歩行するようになり食事も落ち着いて摂取できるようになったので涎で冷たくなる事もなくなった。
今日も順調に1日がスタートして 順調に1日を終えた。 デイの連絡帳にも「発語が多かった」と書いてあった。
家に戻っても母は問いかけにはしっかり頷いて返事してくれた。 「あはは」と声を出して良く笑った。
今日 買い物に出たら介護仲間とばったり出逢った。 介護が始まった頃からの仲間だ。 彼女は 両親とご主人の介護を終えた方だ。 若年性の認知症だったご主人を懸命に支えていた。 私のようないい加減な向き合い方ではなかった。 夜中に2人で電話で長く話したことも度々。
今では認知症の新薬も承認されたが 其の頃は海外で使われている新薬をどうにか使えないか 取り寄せてくる医師は何処にいるだろうか…と話したこともあった。
今日 彼女が「お母さんはどう?」と聞いてくれ 今の状況を伝えた。 彼女もご主人への接し方がほんとにご主人にとって良かったのかと思う時があると話された。 看取り終えても尚振り返り考える事がある。 私も自分の接し方が母に取って良いのかと考えることもしばしばあると伝えた。
彼女は ある病院の医師に随分支えて頂き 看取り終えた時医師からの手紙も戴いていた。 それでも「医師は 介護している訳ではないから…実際のところは介護者同志が1番判るのよね」と話された。 医療に関しては信頼するが 家族の思いは介護者…ってことだった。
看取り終えた方のお話も私にとっては とても大事な事で立ち話とはいえ教えられることが多かった。
夕食が済んだ後 夫と私の食事を見守って貰った。 笑顔で一緒にテーブルを囲めた。
就寝はいつも通り。 トイレ誘導も順調。 穏やかに眠っている。
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