母のタイムスリップ日記
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2011年07月28日(木) おやおや!


朝食を済ませて 諸々のケアをして身支度を整えていたが いつもとちょっと違う。
とりあえずトイレ誘導。
朝食前に誘導を済ませるので 食後のトイレ誘導は緊急を要する時意外はない。
切迫した気配もないのだが 何となく気になった。
迎えの時間は迫るわ…でかなり焦った手当てだったがそれでもころころりんの「大」排出できた。 おやおや やれやれ!

玄関へ移動して貰い車椅子へ移乗。
何時ものように「後ろに下がりますよ」と伝えて車椅子を後ろへ引こうとした時「はい」 「いいですよ」と母が言葉を発した。
「後ろに下がりますよ」は 食卓テーブルの前で立位する時 車椅子に乗る時等1日に10回以上 ほぼ毎日母に向けて発している。 
頷きが返事がわりの日々で 言葉で返事してくれたのはお初。
おやおやという感じだ。眠っている言葉は まだあるのだろう。

午後 買い物に出た。勿論テクリ。
今日は 通り道でせみ時雨。
みんみんとシャーシャーとちょこっとジィージィー賑やかだった。
昨日は「せみ時雨はまだ…」と書いたが おやおや ちょっと1歩前進したようだ。

駅に近くなった時オープンテラスにしているレストランの手前に老人がごろりと倒れている。1メートルと離れていないところで見目麗しき乙女が3人お食事してる。
倒れている人に声をかけていると乙女3人がにやにやとこちらを見つめている。
ご老人に「どうかなさいましたか」と聞いてみたが返事が返ってこない。
息はしているし 眠っている風でもないし 時折苦しそうな表情をする。
身なりをみてもホームレスとかではなさそうで お散歩中って感じ。

乙女さんに「あの方 倒れてからどの位経過しているのですか?」と聞いた。暫く目の前をふらふらと歩いてあそこに倒れたのです。
「倒れてから15分?10分?5分?」と再度尋ねてみたら「5分位」と答えてくれた。

ご老人の所に戻って「大丈夫ですか?」と腕を擦りながらアルコールでも飲んでおられるかと探りながら再度話しかけたら目を開けた。
アルコール臭はしなかった。
「救急車呼びましょうか?」と聞いたら 手を振って必要なしの意思表示をなさった。
周囲で協力してくれそうな人はいないかと見渡すと遠くからこちらを見ている。丁度前を通りかかったご婦人に「救急車は要らない」と言うのですがどうしたらいいでしょうね」と聞いてみた。
其のかたもビルの管理をしている人がいないか見渡していた。
そこへ中年の紳士がやってきた。
「今 店の人に頼んで救急車呼んでもらっている」と言う。
「でも 必要ないって言っていますよ」と言うと「とんでもない。本人の言葉等あてには出来ない」と返事だ。
そこへ 交番から自転車を飛ばして警察の方が見えた。
ご婦人と2人で「じゃ お任せしていいですか?」と中年紳士に確認をとり
その場を離れた。

どういう経緯でそうなったのかは判らない。
緊急を要するような状態ではないように思えたが暑い最中なので ちょっと見過ごせないと思ったのだ。
「乙女達が 寝転がっている人を横目に笑っているのも何だかおかしいですね」とご婦人に振ったら「無関心ですよね」と言う返事だった。

倒れていく様子から心配ないと判断できたなら 心配している人に大丈夫だと思うと言ってくれても良いと思う。
それに 暑い中あんな風にしていたら熱中症をおこしてしまうかもしれないのに…。
お店の人に一言声をかけてもいいのじゃないかなぁ。
と乙女達の様子に おやおやと。

あれこれと用事を済ませて商店街を歩いていたら さっきのおじさんデパート中を歩いていた。
何事もなくて良かった。

それから とっとこ家に戻った。
お湯を沸かして 焙じ茶とジャスミンティーと珈琲を入れて…休息。
食事の支度をしながら 鉢植に水遣りをして母の帰りを待った。

程なく母が帰宅。
トイレ誘導は空振り。
そこで 桃を1個とみかん1個と水分補給。

そして夕食。
水分摂取を意識しながら 量を控えたいので消化のよいものを選びながら食べて貰った。

食事中も食後もニコニコ笑顔が続く。
就寝前のトイレ誘導は「小」のみ。
就寝後一回目の誘導では「大」少し。
ちぃっとずつでも出てくれると多少安心。そう ちょっとだけの安心。


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