母のタイムスリップ日記
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例の小規模多機能施設の件。 小規模多機能は介護保険枠のサービスである。 「365日 休みはない」という方針だった。 若し医療保険利用のデイの利用を続けたいと希望した時に利用できるかと見学の折聞いてみた。 答えは「小規模多機能でデイサービスが賄えるので 必要がなくなります」とうのが施設側の答えだった。 また デイサービスの利用時間を午後からと限定できるのかと聞いた時の答えもぼんやりとはぐらかされた。 「ちょっと来て直ぐ帰るのも自由。勤めがあるから 早くからデイを利用し遅くまで利用もできます。それがこの施設のメリットです」 「ご家族が ショートのみ何日も使うような 勝手な利用の仕方は駄目です」こういう説明の仕方だった。
新しい施設に文句をいうつもりはないのだが...なんとなく気になったのだ。
実は 今年他所の小規模多機能の施設を見学させて戴いた。 其の施設は 利用者と家族のことに配慮し尚且つ 地域の人の集い場を設置していた。 地域に溶け込もうとしている姿勢がみえた。
だが 今回は違うように感じたのだ。
例えば ショートのみの利用だって 日中は何とか踏ん張って家でみるけれど 時にショートだけを使って休息を計りたいという介護者がいても不思議はないだろう。
医療のデイだって使いたい理由はあるだろう。 医師の目のあるデイを利用して経過を見たいという人だっているだろう。
そういう介護者の想いを汲み上げることなく一律に「うちで間に合う筈」と言い切ってしまうのかと思った。
今朝 役所の担当部所に問い合わせてみた。 「制度上 医療デイの利用は問題ありません」という答えだった。 ただ 話しこむうちに「それを決めるのは 施設のケアマネ および担当者会議で判断されるでしょうね」という話も出た。 「考え方としては リハビリ目的のために医療デイを半月利用して様子をみて 小規模多機能デイに戻し また様子をみて医療デイを利用するということが考えられますね。ただ 小規模側としては 『うちデイじゃ駄目ってこと?』となるかもしれませんね」と補足された。
実は こういう説明が小規模の施設側からあれば「なるほどね」とある程度納得が行ったと思う。
話し終えて 暫く考えてみた。 また介護仲間とも考えてみた。 今の状態で何とかやれているから このままでもいいんじゃないかという話となった。 別の介護仲間ともそういう話となった。
母がデイから戻った時 送迎の職員にも聞いてみた。 母の利用しているデイは 小規模多機能が併設されているのである。 やっぱ「小規模多機能は ケアマネ次第でしょうかね?」と。 すると「そうだとおもいます」という返事だった。
話は変わるが 午後役所主催の介護者の会があった。 講師は精神科医。 この医師「介護保険は そもそも介護者を支援するための制度ですよ」と言い切った。 いろいろ問題も含んでしまうが きっぱりと言い切る其の姿勢に清さを感じた。現場を良く知っているなと思う事例が次々と出て見事だった。 更に 病院に入院させて死ぬ時まで面会にも来ない家族は困ったものですともばっさり。
微妙なことがあるので 下手をすると問題含みのある発言だ。 でも よく観察し対応なさっている姿勢があればこそだと理解できた。
この医師 他にもある医療機関のあり方をばっさりと切りこんだ。 普段 介護者として感じている事だったので 介護者としていじましい気持ちゆえの話ではないのだと妙にホッとした。
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