母のタイムスリップ日記
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| 2010年03月30日(火) |
寒かったけれど 春爛漫♪ |
夫は早朝 仕事に出かけた。 母をいつもより早く起こして いつもの順番で介助。 デイへ出かける時 母は涙を零した。 判らないけれど 昨日のデイで少し懲りた事があったのだと思う。 昨日のデイと今日のデイは違うのだけれど…。 迎えに見えた職員が「どうかなさった?」と聞いてきたが ちょっと言えない。
昨日のデイが いつも対応が悪いという訳ではないから…。 きっと施設側に何らかの事情があったのだと感じるところがあるのだ。
「あのぉ 今日ちょっと出かけます。送りの時間に 間に合うように帰りますますが 万が一という事もありますので…」と伝えた。 職員は 送迎時間をチェックして何とかしてくれようとした。 別に延長して欲しいというつもりではなかったのだが…。
母を送り出して 洗濯物を干しにヴェランダに出ると西の山々が真っ白。 富士山も青空にくっきり。 寒いけれど 外出日和だ。 それから 急いで支度して家を出た。 仲間を誘って 活花展に出かけるのだ。 娘の友達がチケットを送ってくれた。 友人の展示のある日は動かせない用があって行けなかった。 今日が最終日。
おそらく会場のある公園は桜も見ごろの筈。 電車を下りてとっとこ会場に向うが 花見客と春休みになった子供連れの人で大混雑。人の波をかき分けて会場へ。
順繰りに活花を観賞。 好みもあるが やはり見事に活けてあるものはそう多くない。 けれど 心地よい空間であった。 私達は 活けた花を眺めるよりも水盤等花器に目が行く。 剣山か股木かをみていた。 師匠と思われる方は古木を使っていた。 これを自分で探して使っている人はどのくらいいるだろう?とか…。 そんな意地悪な観賞をしていた。 気が付くと70代半ばと思われる紳士も同じ歩調で観賞しており 同じように水盤や花器を覗き込んでいらした。 中には水盤に石を置いて剣山が見えないようにしてあるものもあった。
どう見ても判らなくて立ち止まって左右から見ていたら その紳士も同じように見ていて「アッ!」と同じ発見をしてお互い苦笑い。
意地悪な観賞をしたけれど でも気持ちがキリッとした。 お稽古で腕を磨いて真摯に向き合って花を活けられた心はじわりと伝わってきたのだった。
そうそう その流派に属する方々は あれこれ作品のことを話していた。
外に出て 人の波に流されながらお花見。 お目当てのドラ焼き屋さんでお買い物。 それから レストランで お腹を満たして…。
早目に帰路に着いた。
1時間以上の余裕を持って家に戻ったが…時間になっても母は戻ってこなかった。職員が気を利かせてくれて30分遅れて戻った。 「ありがとうございました。ご迷惑お掛けしましたね。おかげで戻ってから少し休息できました」とお礼を伝えた。
母もニコニコ笑顔。 とても気分が良さそうで…。 バナナから始まるいつもの順番で夕食介助まで順調。
夕食後は更に機嫌よく笑い 目もパッチリ。 暫くテレビを見たりして…トイレ誘導後 9時少し前に就寝。 今日も無事に1日を終えた。
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