母のタイムスリップ日記
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昨夜 娘から「外出に適したお天気だったら おばあちゃん 外に連れ出したい」と電話が入った。 私も 出来ればそうしたいと思っていたので「OK]
今朝 娘がやって来て 母用のお弁当を準備して施設に向かった。 母は 顔を見るなり泣き出した。 入所者の方が「今日は 泣いてなかったよ」と教えてくださった。
職員に「外出」を伝えて トイレ誘導して「大」「小」排出。 着替えを始めると母がニコッとした。 整髪をして 両手引きで歩行して車まで踏ん張って貰った。 母は 途中めげそうになったが「頑張るね。偉いね」といったら 頷いて一生懸命踏ん張ってくれた。 勿論 あまり無理は出来ないので 途中は腰に手を掛けて 立ち止まってもらったり...。「足を高く上げてね」といえば そうっと足を上げてくれたり...。 たいした距離ではないけれど よく頑張ってくれた。 「ありがとう♪」といったら また頷いてくれた。
車に乗ったら じっと外の風景をみていた。 行き先は 動物園。 動物園の駐車場についたら 持参した車椅子に移乗してもらって とっとことっとこ。 先に昼食を摂った。 1時間掛からずに食べ終えた。
それから バスに乗った。 インフルエンザが怖いので 近くの窓を開けて...。 車椅子ごと乗れるし付き添いも優先で...助かった。 車椅子の席は 一般の人とは区切られているので それだけでも嬉しい。
バスを下りて ゆっくりと園内めぐり。 母の視線からみる動物はちょっと遠すぎて...。 そんな時は 空を見上げて色付いた木々を眺めていた母。
母が1番興味を示したのは 鳥。 1番身近かにみえるからだろうと思う。 じっと見つめて何か言葉を発していた。
途中であったかな飲み物で水分補給。 ユニバーサルトイレで排泄。 水分も摂れているので「小」もしっかり出た。
「夕方には戻ります」と伝えてあり 約束の時間には戻れた。 着替えをして トイレ誘導して 程なく夕食。 車椅子もしっかり拭いて...。
施設に戻ると 母は私が動くたびに視線で追っている。 いつ帰ってしまうのかとみていると思うとちょっぴり切ない。
今日は珍しく 娘も家で夕食を食べた。 夫は残念ながら 仕事で一緒の食事は無理だった。
久しぶりに 楽しみだけの外出が出来た。 これから寒くなるし...。 でも お次も鳥だけ目指して出かけても充分楽しめそうな気がする。 娘の助っ人にも感謝。母の踏ん張りにも感謝。
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