母のタイムスリップ日記
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| 2009年08月29日(土) |
認知症の人の社会参加 |
認知症の人の社会参加を考えると言う実践報告会に出かけてきた。 最初は 認知症のご本人の思いをお聞きした。 ご本人は お話の最後に落語絵本の朗読をしてくださった。 ご本人がステージに上られた時は緊張気味の表情だったが お話を始めるとにこやかな表情となり極々自然にお話なさって入らしたのがとても印象的だ。 そうそう同じ日ばかりではないだろう事は 母の介護を通して教えられてきている。帰宅なさってから お疲れのない様に…と祈るのみ。
母は若年認知症ではないが 施設入所した頃は 入所者の方に絵本を読んで差し上げていた事もあったので そういう時期もあったなぁとタイムスリップした。 母が絵本を読んでいた頃の状態と今日のご本人の状態は大分違う。 母は その頃の介護度は 要介護4である。
考えれば この介護度施設に入所して以来 要介護4をキープしているのだなぁ。実態としては介護度3に近い4から 介護度5に近い4と変化はしているのである。そう考えると4の幅って大きいんだなぁ。 母の病は 介護保険施行前に発症している。 介護保険制度が始まって認定を受けた時には 要介護2だったと記憶している。その少し前から 母はしきりに働きに出たいと言っていた。 つまり 若年でなくともそういう気持ちはあるということだろう。
ご本人の話の後 おりづる工務店とジョイントと若年認知症グループどんどんと木曜会の報告会。 ジョイントとの支援者の方やご当人方とは時折お目にかかることがあるし どんどんの方のお話も伺った事があるし 電話で話したこともある。 だが おりづる工務店の方のお話を伺うのはお初。 スタッフはとても若い方だった。 地域に働く場を探して行く最初の一歩が難しかったと言うお話に「そうでしょうそうでしょう」と思った。でも認知症の理解を得るためには 病を知って頂くことが1番と思う。 認知症のご本人が皆就労するのが良いとは思わないけれど…。 でも 仕事ができて満足感を得られる様子は 母の様子を見ていても感じられた。そういう場所が人にとってはよいと言う人もいるのである。
本人が就労して 小額でも収益を上げると介護保険の絡みで面倒だというお話は 今の就労支援の課題のようだった。
この認知症のご本人の社会参加の様子をお聞きして 地域で出来る支援について模索しているのである。 だから 役所の保健士さんもこの会に参加なさった。
若年認知症に限らず 高齢者の認知症だってこういう柔らかさは必要だと感じている。勿論 今のデイのあり方にも良い所はある事は充分承知した上で多様なデイができればいいなと思う。
今進行中のイヴェントの準備で集う専門職の方の中でも そういうことを考えておいでの方もいる。 そういう方たちと手を携えている所である。
と言う訳で 母の事は施設の職員にお任せしての一日となった。 母は デイと言う場所がお客様的存在になりつつあるので 母のように進行した人に合うデイサービスだって欲しいのだけれど…。
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